408.最幸のおもてなし!

こんにちは。

谷田部です。

4月から毎週火曜がオフに!

それを利用して、早速栃木の実家に車の冬用タイヤを交換に行ってきました。
(蔓延防止等重点措置が出されていましたが・・・)

もちろん、タイヤ交換が目的ですが・・・

一番の目的は娘を両親に会わせることです。

実家に到着するなり、、、

「ピンクのふく~かわいいでしょ!?」

「おそといこ~」

実家に着くなり、娘節が本領発揮されておりました笑

それでも、母親は喜んで娘に付き合ってくれるのです。

家に入ると娘の好きなイチゴやお菓子、ジュース、服、おもちゃ・・・

母親に頼んでいたわけではないのに、
最高のおもてなしをしてくれるんです!!!

しかも、母親が本当に嬉しそうで!嬉しそうで!

こんなに喜んでもらえると思っていませんでした笑

与えられている娘よりも、与えている母親の方が嬉しそうなんです!

さて、人は本来

「人の役に立ちたい!」

「人に喜んでほしい!」

そんな思いを誰でもインストールしているんだなぁって思うんです。

自分が役に立てたことで・・・

最高の笑顔になってくれたり、

自分がもてなしたことで・・・

めいいっぱい喜んでくれたり、

それだけで嬉しくて、嬉しくて、
「なんならもっとやりますけどなにか!」的な感じになります笑

今回の母親の行動はまさにそれでした!

ここからは僕の推測ですが、、、
母は、娘の好きなもの、好きそうなものを

食べたり、

遊んだり、

満遍の笑顔で喜んだり、

そんな姿を想像しながらこの日がくる準備してくれていたと思うのです。

いちごを買いに行ったときは、
ほっぺが膨らむくらいいちごを口の中に入れて頬張る娘の姿を想像して・・・

おもちゃを買いに行ったときは、
「たのしいね~!!!」って言いながらキャッ!キャ!キャッ!キャ!遊ぶ娘の姿を想像して・・・

もてなす準備段階で、未来の娘に会いに行くことで、

娘がイチゴを食べている場面や娘と一緒に遊んでいる場面を

一度体験しているような錯覚を起こしていたんじゃないかと思ったんです。

そして、
実際に会ったときには、それを再確認していたんじゃないかと!

相手の喜ぶ姿を考えることで、、、
未来と現在、二度喜ぶ姿が確認できたら、母親としてはこんなに嬉しいことはないですよね!

商売の中でも、「買うての幸い、売っての幸い」という言葉があります。

買うての幸いとは、顧客が本当にほしかったものを手にしたときの心の喜び!

売っての幸いとは、販売者が顧客の本当に喜ぶ姿を目にしたときの幸せ!

そして、お互いが喜びを共有することが幸せだという意味です。

これは、商売だけの枠ではなく、日々の人間関係にも言えることです。

お互いの喜びを共有する!そんな幸せな関係を、母親と娘の2人のやりとりの中から感じることができました。

心がとても温かくなるような休日でした。

あなたにとって今日という日が、最幸の一日になりますように・・・

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407.分かっているだろう・・・

こんにちは。

谷田部です。

中学生のサッカーの練習試合を担当してコーチしていた時のこと

30分の試合をその日は、6~7本実施する予定でした。

試合も終盤に差し掛かり、7本目がキックオフされました。

6本もやってくると選手に疲労の色が見え始めて、
交代しながら試合を行っていきます。

そのとき、サイドバックを担当している選手Aくんに疲労が見られたので、
Bくんと交代してもらいました。

僕は、Aくんがベンチに戻ってくると「お疲れさん」の一言をかけて
試合の采配に戻りました。

ここでミスコミュニケーションが起こっていたことは、、、
僕はあとで知ることになるのです。

さて、受け止め方は人それぞれです。

実は、その交代を告げられたAくんは、、、

(自分のプレーがよくなかったから交代させられてしまったんだ・・・)

そんな風に思っていたのです。
(お恥ずかしい話、後から分かったことです)

僕が交代させた理由は、
長時間の出場による疲労でケガにつながることが恐かったからです。

受け止め方が全然違うことに気づいたのです。

そういったミスコミュニケーションがあったことで、
僕は交代の際は必ず理由を説明するようにしました。

この人は、分かっているだろう・・・

つい日本人はそんな思考になってしまうことがあります。

日本には「空気を読む」だったり、「察する」という文化があるからです。

それはそれでとても素敵な文化だと思いますが、
コミュニケーションの確実性はありません。

話さなければ分からないことは、伝えるべきです。

人は思ったよりもあり得ない解釈をしている場合があります。

ケガしてほしくないから交代したつもりが、パフォーマンス不足と解釈したり、

ポジティブな表現を使ったつもりが、ネガティブに解釈されたり、

褒めたつもりだったが、注意だと解釈されたり、

人の解釈は、奇跡的な角度で捉えられる場合があるんです。

誤解をされながらでは、良い関係は構築できません。

だからこそ、曖昧な表現や言葉を使わずに
一方的に伝えるだけでなく・・・

対話を通して相手の表情や態度などから読み取れる情報を基に伝えていくことが重要です!

そんな丁寧な対応が、より関係性を向上させ、チーム力が向上することに繋がるのです。

406.セブンイレブンの食パン

こんにちは。

谷田部です。

朝食に食パンを食べているとき、

「お~いし~ね~」

娘の声が聞こえてきました。

食パンをちぎって両手に持ち、ほっぺを膨らませながら、
満遍の笑顔で僕にそう言っていました!
(かわいい・・・親バカ出てしまうのでこの辺で・・・)

普段、いつも買っているセブンイレブンの食パン。
僕は改めておいしいと感じたことはなかった僕ですが・・・

でも、娘に「おいしいね!」と言われたことで、
食パンの食感やパンの味そのものに目を向けてみました。

パンの口に入れた時のサクッという食感・・・

噛んだときに広がるパンのほのかな甘み・・・

さらに、それらと同時に
食パンを一から作るとなると・・・
どうやるんだろうと考えていました。

小麦ってどうやって収穫するんだろう?

育てる際にどんな注意が必要なんだろう?

どうやってパンにして、どうやって買ったコンビニに並ぶんだろう?

当たり前にそこにある食パンですが、、、、
何も知らないんだな・・・て感じたんです。

さて、今当たり前にあるものによって僕たちは生かされています!

娘が食パンを食べて「お~いし~ね~」と感謝を分かち合う時間をくれた気がしたんです。

朝は、忙しさに感けて『食べもの』を味わうことを捨てていました。

「あれっ!もう食べ終わっちゃった・・・」

ある日、ランチを食べ終えた僕が思った感想・・・

食べたあとそんな気持ちになる時があったんですね。

相当早く食べていたんでしょうね!?

テレビを見ながら、

Youtubeを見ながら、

ラジオを聴きながら、

何か別のことに意識を向けて食べていました。

僕の命を繋げてくれる『食物』!

「それが当たり前にあるものではない」という認識は、
分かっているようで忘れています。

改めて考えることで気づくことって日常に溢れています。

あなたの周りにあるものは、当たり前に存在するものではありません。

それは人も同じことです!

人にもモノにも感謝と敬いの心で接することは、
あなたの心を豊かにする第一歩かもしれません。

追伸

昨日まで募集しておりましたタイムトラベルコーチング体験セッション、

たくさんのご参加いただき、ありがとうございました!

また、今回機会が合わなかった方、また次回お会いしましょう!

405.『おかあさんといっしょ』の威力・・・

こんにちは。

谷田部です。

娘の成長を感じながらも・・・
日々、育児の大変さも感じている今日この頃。

朝って忙しいのは、どの家庭でも一緒かな・・・

分刻みでやることがあって・・・

何かが滞ると時間があっちゅ~間に過ぎていく~

妻が朝食を用意してくれてる間に、

掃除機かけて、洗濯機のスイッチ入れて、ゴミ捨てしてと・・・

作業手順を考えながら全てが全部収まると快感です!
(すみません・・・変態的ですかね・・・)

でも、最近その流れを止める強敵が、、、

娘の『歯磨き』です・・・

8時半には娘の保育園と妻の職場に送るために家を出たいのですが、
そうはさせてくれません。

8時10分頃から歯磨きをしようと働きかけますが、

「自分!!!自分で~や・る・の~!!!」と言い張り、

歯ブラシに触らせてもくれません・・・

自分で磨いてくれればいいのですが、

「おかあさんといっしょ」というTV番組に夢中で
(恐るべしですよ・・・教育テレビ)

口の中に歯ブラシすら入っていません・・・

「手伝うから一緒に磨こう!」と再度僕が言っても聞き入れられません。

結局、ちょちょっと磨いて、うがいをして家を出ることになってしまうのです・・・

さて、人と問題を一緒にしているとイライラします。

どういうことかと言うと・・・

「娘が歯磨きをしない」という捉え方です。

これでは、

娘は言うことを聞かないとか、

自分のやりたいことしかしていない、

そんな感情が入ってしまっています。

だからこそ、「娘の何が原因なのか?」と人と問題を切り離して考えることが大切です。

自分にストレスを溜めさせないとか

人を責める気をおこさせないとか

自分の心を平静に保つことはとても重要です!

ちなみに・・・

娘はテレビを見ていることに夢中で歯磨きを忘れています。

と言うことは・・・娘が悪いわけではなく、
テレビを見ながら歯磨きをしていることに原因があるかもしれません。

なので、明日はテレビを消してみますね笑
(乞うご期待・・・)

これってスポーツ現場でも頻繁に起こっています。

人と問題を一緒にすると選手に責めがちです。

ミスは、スポーツにはつきものです!
(そんな選手は見たことないですよね・・・)

そのミスから、その選手の何が原因なのか?という視点を持つことは、

子を持つ親として、指導者としても、とても考えさせられる朝の気づきになりました。

『人と問題を切り離す』

それだけで朝のストレス、ミスに対するストレスが減り、
もしかしたら根本的な解決策が見つかるかもしれません。。。

もし、

お子さんの問題が気になり過ぎていたり

選手のミスに感情が揺さぶられちゃったり

イライラしちゃったら、

(そんなことたくさんありますよね~)って一度呼吸を落ち着けて、

「誰の何が原因なのかな?」

って自分に聴いてみてください。。。

ちょっとした心の持ちようで心が落ち着くはずですよ~

追伸

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子供達の成長のために日々指導されるスポーツ指導者

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「あきらめずに続けてきて良かった!」

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そして、自分の好きじゃないところを目の当たりにすることだってあります。

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401.過去、指摘マンの僕

こんにちは。

谷田部です。

サッカーの試合でよく見かける光景・・・

選手がミスしたときに、

「何やってんだ!」

「なんでそんなプレーするんだ!!」

ベンチから指導者のミスの指摘、ダメ出しが入ります。

選手の表情は、曇り固まり・・・

次のプレーへの恐れを誘発し・・・

そんな指摘が続くと・・・
また同じような状況でミスが起こり、

「何回同じことするんだ!」

・・・

・・・

・・・

そして、交代・・・

選手はうなだれながらコートを後に、、、

こんな光景を見かけることがあります。

さて、同じようなミスがなぜ起こるのでしょうか?

ミスの指摘・ダメ出しには、4つの弊害があると言われています。

⑴エラー検出機能の低下

これは、自分が何を間違えているのかが、わからなくなってしまうこと

⑵言語理解の低下

これは、自分が何を言われているのか、わからなくなってしまうこと

⑶未来予測機能の低下

これは、次に何が起こりそうか、予測ができなくなってしまうこと

⑷強化学習機能の低下

これは、何かプレーしたことから結果どうなるか、学べなくなってしまうこと

これらの弊害があることで、同じようなミスが起きてしまうのです。

どうですか!?

普段、選手に考えてプレーしなさいと言っているのに、
指導者自身が考える機能を低下させているとしたら・・・!?

また、これは自分自身へのミスの指摘・ダメ出しも影響します。

もし、ダメ出しがなかったとしても、自分で自分をダメ出しすることで同じような弊害は起こります。

つまり、ミスへの指摘やダメ出しは、問題の解決には遠回りになっているのです。

それどころか考える力を著しく低下させることにつかながるのです。

言葉は伝わっているようで、伝わりづらい面があります。

本当は、ダメ出しをしたかったのでしょうか?

いや、きっと違いますよね!

少し僕の話を・・・
以前の僕は、ミスの指摘をする『指摘マン』でした。
(最悪の指導者だったんです・・・)

自分の思ったプレーをしなければ怒鳴り散らし、

選手の人格を否定していました、、、

本っ当に恥ずかしい記憶です・・・

でも、本当にやりたかったことは、選手のミスの指摘じゃない、、、

『選手を上手くさせたかったのです!』

そしたら、本当にやりたかったことを実践するだけです!

選手の見えていない部分に気づいて、そこにフォーカスさせるのです!

質問を使ってアプローチしたり、

知識がなければ教えたり、

そうすることが指導者の本来のあり方だったと気づいたのです。

本当はそうすることが良いと分かっているけど・・・

つい原因に目が行ってしまうと・・・

本来の目的を忘れ、使う言葉がおかしくなってしまうのです。

原因ではなく、本来の目的に目を向けることで、本来の自分に気づくことができますよ!

あなたは選手を指導する本来の目的はなんですか??

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400.思い込みの公式

こんにちは。

谷田部です。

1年ぶりの中学生の合宿・・・

2020年は、コロナ禍で全く合宿業務はできませんでした。

今回は、中学2年生の合宿です。
本来であれば、年に4回ほど遠征合宿に行っているはずが・・・
今回初の合宿を経験することになる選手達。

いつも対戦することないチームとの試合を中心にスケジュールされた日程で
試合を行っていきます。

今回は僕が選手達に課したものは、

1つ、すぐにコーチに質問しない
(聞かなくても良いことは質問せずに自分で判断する)

1つ、ハーフタイムにする質問は4つ
(それを踏まえてプレーしてみる)

その内容は、

1、前半うまくいってるか、いってないか?

2、その中でできたことは何か?

3、その中でできなかったことは何か?

4、後半はどうするか?

そして、僕コーチが感じたことを伝えるようにしました。

今回は、Bチームの担当ということもあり、
選手達に事前に課題や不安などをヒアリングして
そんなことをやろうと思いました。

なぜそう思ったか!?というと、、、

選手達を見ていて自信がなさそうだからです。。。

自分のプレーや発言に迷いや不安そうな表情をしていたからです。

だからこそ、アドバイスではなく!

自分の内面から出てくる言葉で自分自身を大丈夫だよと理解して欲しいのです。

自分の言葉で自分のできたことを認識する機会が少なかったから
自分はできないと思い込んでいるようにも見えるのです!

さて、人は思い込みでできています。

SOSの法則とも言います笑

「そう、思ったら、そう!」

(ダジャレじゃないですよ笑)

本気ですよ!

明らかに今回僕が担当した子達は、
思い込みで自分の可能性に蓋をしています。

だから、話させることにしたのです。

自分のできたことを自分の言葉で話すことで、
自分のできたことを自己理解して欲しいのです。

人が話していることを聴いて、
自分には何ができたかな?って内省することもつながると考えます。

そうやって小さいできたを何回も何回も繰り返すことが
今回の合宿の大きなテーマになると思います。

思い込みは、『 感情 × 回数 』です!

どんなに些細なことでもできたということをたくさん繰り返すとそれが思い込みになります!

この合宿で選手達は大きく変わらないかもしれません。

でも、何かのきっかけにつながることが大切だと思います!

そう思って、今日も選手のできたことにフォーカスしていきます!

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399.今でも忘れないよ・・・

こんにちは。

谷田部です。

4月から社会人になった子達がサッカースクールに遊びに来てくれました!

「あの試合は、今でも忘れないですね・・・」

彼らが小学3年生の頃、

初夏のセミが鳴き始めるころに西東京市内のグランドで
3年生のサッカー大会がありました。

相手は、同じ市内のチーム!

選手同士も知り合いが多く、

保護者同士も知り合いの多いチーム!

いわばライバルという関係でしょうか!?

僕は、そのチームに移籍して初めて受け持ったチームでした!

試合開始から相手の猛攻に防戦一方でした。

何とか前半を無失点に抑えて、ハーフタイム。

何を言ったか覚えていませんが・・・

僕は決めていたことがありました。

(この試合は、絶対に選手を批判しない!選手の背中を推し続ける!)

後半がスタートすると、、、

立て続けに2失点・・・

(おぉ・・・まじか!?)

でも、僕は決めていたことがあったので、
選手を後押しし続けました!

「大丈夫だ!まだまだ終わってないぞ!」

「ナイスプレーだ!顔をあげて次のプレーに切り替えるんだ!」

「素晴らしい!そのプレーがあったからシュートまでいけたぞ!」

そんな声かけの甲斐があったのか、2点リードで迎えた試合残り5分頃から
うちのチームにチャンスが舞い込んできました。

子供達もそのチャンスを活かすかのように、
1点を返し、終了2分前に同点・・・終了間際に逆転ゴール!

奇跡のような大逆転勝利をもぎ取ることができたのです。

僕は今でも「あの試合は僕の指導者人生でベストゲームだった!」と思っています!

さて、指導者の役割は、選手の可能性を信じ切るところからスタートします!

今、思うと、選手のことを批判しない!選手の背中を推し続ける!と決めて試合に臨んだことが
信じ切ることに繋がっていたのかなと感じています。

そうやって決めると・・・

選手のミスに繋がったプレーでも、

選手が本当はどうプレーしたかったのか!?が想像できます!

選手の意欲がわかります。

選手のプレーの意図が見えてきます。

それを汲み取ってくれたら・・・・

僕が選手だったら嬉しいだろうなと感じます。

たとえ何があっても・・・

どんなことがあっても・・・

選手の可能性を信じてきって選手の背中を推し続けることが、

まず第一歩です!

良い練習ができるとか・・・

良い結果が出せるとか・・・

選手に的確にアドバイスできるとか・・・

それらも大切な要素ではありますが、、、

まず選手の可能性を100%信じきり、どんな時でも選手と一緒にグランドに立ち続けることが指導者のあり方だと

そんなことを教えてくれた僕の貴重な経験でした。

そんな彼らも、もう社会人。

もう一度、初心に返って、指導者を始めたあの時を思い出してみませんか?

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398.今まで指導は恩返し

こんにちは。

谷田部です。

「最後に〇〇のゴールが見れて本当に良かった!!」

素晴らしい流れの中から生まれたゴール!

ネットに突き刺さった瞬間、自然とガッツポーズが生まれる!

数々のゴールの中でも印象に残るゴールになりました。

3月の末、6年生最後の試合がありました。

コロナ禍、緊急事態宣言が発令される中、
チームの活動は自粛されて
チームの活動はまともにできませんでした。

ちょっと状況が好転すると宣言が解除され
また状況が悪化すると宣言が出され、
子供達はそれに左右されてしまい
自分たちでコントロールできる部分は少なくなっていきました。

その中でも公園に集まり朝練をしたり、
できることを続けてきました!

そんな状況下での最終試合・・・

結果はついてきませんでしたが、
僕はとても成長を感じました!

年中さんから指導しているこの子供達!

一番成長を感じた点は、
自分の判断を基にプレーを選択できていたこと!

ギリギリのプレーでも自分で決断して

ピンチを凌いだり、

攻撃に参加したり、

ゲームを組み立てたり、

素晴らしい試合を見せてくれたと思います!

そんな姿は、何よりも嬉しいプレゼントでした!

さて、指導者は勘違いしてはいけません。

指導者は、選手達に技術や戦術、メンタルなどの知識やプレーを教えていますが、
それは大きな勘違いだと僕は思います。

指導者はもうすでに
子供達から与えてもらっているんです!

何を!?

チームに所属してくれること

指導する環境

指導者として伝えられること

子供達が練習にきてくれること

冗談を言い合えること

などなど

指導者はもうすでに子供達から与えられていたんです!

だからこそ、指導者は子供達に日々の指導で「恩返し」しているのです。

最近では、「恩送り」という言葉も聞くことができますが。

指導者がやってきたことは、子供達への恩返しなんです!

僕たち指導者は、数多くの選手や環境、物のおかげで生活することができています。

改めてそれに感謝の気持ちを向けて新たな時代に向かっていくことが大切です!

今まで本当にありがとう!

みんなのおかげで素晴らしい時を過ごすことができました!

みんなのこと一生忘れない!

追伸

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なりたいです!

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嬉しかったことも、楽しかったことも、

辛かったことも、悲しかったことも、

激怒したことも、すべて・・・

あなたを『幸せ』にするために起きたエピソードです。

その経験から

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を見つけられたらどうですか?

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395.敬意の循環!

こんにちは。

谷田部です。

先日、サッカースクールに体験レッスンに来てくれたお子さんがいました。

初めての場所で、

初めての人と、

サッカーをするって・・・

子供たちにとっては、なかなかハードルは高いと思っています。

うちのスクールでは、
少しお子さんと保護者の方とお話してからコートに入ってもらいます。

レッスンにお越しになった理由やどんなことを期待しているのか雑談の中でお聞きします。

そこで僕が注意していることは、
普段、保護者の方がお子さんをどのように呼んでいるのかをチェックしています。

優しい感じなのか!?

トーンはどんな感じか!?

そんなことを注意してレッスン中にも同じような言い方を真似て呼んでいます。

はたから見たら、あまり大したことではないと思いますが、

呼ばれる名前くらいは普段と同じような状況を作ってあげることが
体験レッスンに来ていただいた側ができる最低限のおもてなしだと考えるからです!

さて、敬意を持って仕事することで、敬意は循環していきます。

敬意を持つということは、

『相手の立場に立って考える』ことです。

相手になり切れるかどうかです。

その立場に立てることで、

どんなことを考えているのか!?

どんな気持ちなのか!?

どんな不安がありそうなのか!?

そんなことを想像できます。

そうすると相手に対して、かける言葉が決まってきます。

たとえそれが、相手の気持ちに合っていなかったとしても、

受け取った側は、
自分のことを考えてくれているのかもしれない・・・と思ってくれるはずです。

一緒に何か行動していくのであれば、
心と心で繋がりながら行動すると生産性は一気に上がります!

僕はまず、相手の名前を普段呼ばれている状態で呼んであげることが、
敬意の循環のスタートだと思うのです!

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388.言葉の力!

こんにちは。

谷田部です。

今週のサッカースクールの指導も面白かったですね!

毎回、毎回、ドラマがあるんですよ!

それは、1・2年生クラス。

練習の始まりからあまり落ち着いて話が聞けません。

まあ・・・いつものことか(笑)と
練習を進めていました。

そんな中、僕が

「これやってみよう!」

「あれもやってみよう!」

とみんなに技術課題を見せていると・・・

僕はやりたくないと言わんばかりにコートの角に行き、
座り込んでいる子がいました。

その子は、けっこうそういうところがある子で
自分がやりたくない、できないと判断したものはやりたがりません。

でも、今回は僕から何かアクションを起こしてみようと・・・

一度みんなを集めて本音をぶつけてみました!

「自分がやりたくないと思ったことを、やらないと選べることはいいと思う」

「コーチはみんなにサッカーを教えているコーチだけど、

 みんなが大人になったときに、ちょっと頑張ればできることなのに・・・

 やらないっていう癖はつけてほしくない!そう思っているよ!」

そんなことを真剣に話をしてみました。

僕の真剣さが伝わったのか・・・

みんな、その場で僕の顔を見て、話を聞いてくれました。

中には、

「すぐに諦めるのは良くない!」

「やればできるようになるよ!」

そんな声を上げる子もいました!

1時間という限られた時間の中で、

レッスンをスムーズに回すことに気を取られていましたが、

今回のように子供達に本音を伝えることもたまには、

練習以上の価値なんじゃないかと感じました。

さて、言葉の力って本当にあるんです!

僕は、この話が1・2年生には理解できないんじゃないかと思い込んでいました。

それと同時にサッカーの時間に説教のような話で時間を使うことが、
見ている保護者にとっては時間の無駄だと思われるとも思い込んでいました。

でも、その思い込みは間違っていました。

僕の真剣な話に子供達は聞く耳を持ってくれました。

共感してくれる子もいました。

賛同の声をあげてくれる子もいました。

年齢が低いから理解できないんじゃない!

他の人の目が気になるとか、もうどうでもいい!

子供達がサッカーを通じて、
今この瞬間に必要な学びを提供していくことが僕の使命なんです!

僕はサッカー指導者ですが、教育者でもあります!

だからこそ、子供達に言葉を使って、最高の言葉のプレゼントをしたいのです!

もしかすると、
その言葉のどれかが、その子の運命を左右するかもしれない。

人生の基準になるかもしれません。

だから僕には、言葉を紡ぎ出す力が必要なんです!

そのためには、日常の中でいかに学びを深めることができるのかが大切なんです!

あなたの中にある言葉の力を信じてみませせんか?

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