329.承認のその先には・・・

こんにちは。


谷田部です。



僕が小学校5年生の時
あることに気づくのです・・・



「何をやっても認めてもらえない・・・」



僕は、小学生の頃からサッカーに明け暮れるサッカー少年でした。



なぜ始めたか!?と言われると・・・


友達がたくさん始めたから!




そんな理由でしたが、

ゆっくり、、、ゆっくり、、、成長して、



チームを引っ張る存在になったり、


県の選抜に選ばれて海外遠征に行ったり、


現在でもプロで活躍する選手たちと一緒にプレーする機会を得たり、


サッカーを通してとても貴重な経験ができました。




そこには、両親の多大な協力がありました。


送り迎え、、、


そう言うと簡単そうに聞こえますが、



毎週のように、、、

関東近郊、千葉・群馬・埼玉・茨城・山梨などなど

車を走らせ、送ってくれました。



でも、僕はその車内がとても嫌でした。


・・・ダメ出し大会がスタートするからです。。。



「今日のプレーはこうだった、、、ああだった、、、」



「あの子は4点とったのに、お前は2点だった、、、」



「あの場面で決められないようじゃダメだな、、、」




監督からも罵声を浴びせられ、



車内でもダメ出し大会で、、



僕は完全に逃げ場を失っていました、、、






今、思うと、、、


両親も僕の不甲斐ないプレーを
他の保護者から


「あの場面で決められないのに、選抜なんて行ってるの・・・」



「あれが決められないんじゃエースじゃないよ、、、」



そんな陰口を言われていたそうです、、、




それはそれで、両親も嫌な思いをしていたんだなぁと思いました。





ただ僕は僕なりに、
一生懸命がんばって練習もしてきました。



他の人が遊んでいるだろうと思われる時も、
自分なりに練習を考えて練習しました。



夜の真っ暗闇の中、
ランニングにも行きました。



納屋の照明をつけて、
縄跳びやボールリフティングの練習もしました。




そんな努力をちょっとでも褒めてほしかっただけ・・・


うまくいかない時に、ダメ出しじゃなくて、、、
次がんばろうと言ってほしかっただけ・・・


それだけだったんです。




さて、
良いスポーツ指導者としての


『P・A・T・R・O・L』


今回は、その『A』


Acknowledgment(アクノリッジメント)= 承認です。


なぜ、承認なのか!?

承認と褒めるを区別できていない場合が多いからです。

簡単に言うと、、、

「承認」という大きな箱の中に「褒める」という分野があると思ってください。


褒めることが大切だ!ということがスポーツ界で言われていました。



でも、

褒めるとは、


何か結果が出たとき


行動してうまくいったとき


特定の状況でしかできないのです。



だから、褒める = 結果承認と言い換えることができます。


褒めるとは、承認の中の1つの要素です。




承認には、5つの階層があります。



結果承認

プロセス承認

行動承認




意識承認

存在承認



この5つを使い分けることができるようになると、


あなたは、選手たちから・・・


「オレはちゃんと見てもらっている!」


「オレはここで頑張るんだ!」


「やってやるぞ!」


そのような自信という自分を信じられる力を持つのです。



承認を続けていくことで、


選手たちに自信を持たせることができると・・・


自ら考え、


自ら行動して、


検証して、


改善していく


そんな土台を作ることができるのです。



その方法はまた後日・・・




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61.コンビニでの出来事!

家の前にある7のつくコンビニでのお話。

大学時代にバイトしていたこともあり大体使うコンビニは7のつくお店にしてる。

バイト歴が長いこともありお店が良いお店かあまり売れていないお店か大体分かるくらいのレベルにはいると思う。バイト歴13年くらいです。

お店に入ると

「いらっしゃいませ〜」

といつもの店員さんの2倍くらいの声が聞こえてきた。その店員さんはメガネをかけた小柄なおばさんでした。

「新発売の◯◯◯どうぞお試しくださいませ〜」

商品の声かけも積極的に行ってる。

僕がそのお店で買うものはサンドイッチかパンかコーヒーを買うので希望の商品を買って、その2倍くらいの声の店員さんのもとに引き寄せられるように並んだ。

その店員さん「いらっしゃいませ〜」「いつもご利用ありがとうございます」

店員さんが商品を一通りスキャンして商品を袋つめしている時に

「お客さま、サンドイッチとご一緒に揚げたてのフライドチキンいかがでしょうか!?」

いつも聞かないフレーズだったので、ハッとして目線を財布からその店員さんに向けた。間近で見るととてもイキイキ働いてらっしゃる方だった!

その時は朝だったので「今はやめておきます」と断りお会計を済ませた。

会計を済ませたあと、妙にその店員さんの印象がすごかったので、帰るふりをして雑誌を読んでその店員さんの接客に聞き耳を立てていると

作業着を着た人には「お客さま、唐揚げが今揚げたてでございます!いかがですか!?」

主婦の方には「お客さま、おやつにこの〇〇◯デザートいかがですか!?」

疲れていそうなサラリーマンには「お客さま、お気をつけていってらっしゃいませ!」

マジか!?ここまでするのか!?

その人を見てサービス(かける言葉・オススメする商品)を変えていたのです!僕がバイトしている時はそんなこと考えもしなかった。早く時間が過ぎればいいと思っていた。(ダメ店員でした。。。)

さて、この店員さんから個別アプローチって大切だなって学んだのです。人それぞれ考え方・価値観は全然違います。

「すごいね!」って褒められて嬉しい人

「すごいね!」って褒められたのに、馬鹿にしているんじゃないかって感じる人

「すごいね!」って褒められているのに、何か裏があるって勘ぐる人

たぶんそれぞれの人に刺さる言葉ってきっとあるんです!

あなたは褒められた時にかけてもらうと嬉しい言葉は何ですか?

あとで分かったことは僕は朝でもチキンを食べる肉食系と思われているのですね笑

まあ、そのあとフライドチキンを買いましたけど何か(笑)

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58.目標設定の落とし穴

育成年代サッカー指導において子供たちの感情を揺さぶりサッカーを主体的に行動・プレーする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わえるような環境を提供するサッカーコーチ谷田部です!皆さんからはヤタさんと呼ばれています!

「立ち幅跳びやりま〜す」いきなりごめんなさい。どちらが遠くに飛べるでしょう!?

①「じゃ飛んでみて!(特に何も指定はなく自由にって感じで)」

②「ここ(その子にとってちょっときついかなって場所)まで飛んでみて!」

②番です!人は目標があるとそこを目指してしまうんです!もしかすると、ここまでっていうポイントを遥かに超えてしまうことだってあるんです!

これだけで目標って大切なんだなって感じてもらえると思います。しかし、そこには落とし穴があるんです。

目標を決めることはとても大切です。車を乗る時にカーナビの設定をしますね!?行き先が決まったらカーナビに行き先設定をしてから出発するとより良い道を選んで教えてくれますね。「その先400m先右方向です」なんて。。。

それが目標のすごいところなんです。目標が決まるとそこにたどり着くまでに必要なことが決まってくるんです。その過程をクリアーしていくから目標にたどり着くことができるんです。目標がないと何をどのようにアクションを起こしていけばいいのか全く分かりません。暗闇を歩いているようなものです。暗闇だから進むスピードも遅く、またこの進んでいる方向は合っているのか迷います。それではいつになっても目的地までたどり着けません。

そんなことやってるよ!!!!って人がたくさんいると思います。

ここからが本題です。目標設定したらもう一度しつもんしてみてください。

「その目標はいつまでにやり遂げるんですか?」

そうなんです。期日が決まっていない目標は人は取り組もうとしません。ただ思っただけなんです。

「1年後の3月28日までにレギュラーをとる!」

もしそんな目標を立てたなら半年後にはどのような状態になっていると理想ですか?

では、1ヶ月後はどんな状態になっていたら理想ですか?

そんなふうに理想の状態を追っていくと明確なゴールが決まっていくのではないでしょうか?

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43.やっぱり○○○○は最強!

笑顔 クラッキ

子供たちの感情を揺さぶり共に成長する育成年代サッカーコーチ谷田部です!

皆さんからはヤタさんと呼ばれています!

脳科学者の茂木健一郎先生は言います。

「脳の80%は5歳ごろまでには基礎が完成してしまう。それまでに『ドーパミン・サイクル』を発達させることが重要」と指摘しています。

ドーパミンとは、脳内の神経伝達物質で嬉しいことや楽しいことがあると分泌されるので、脳内報酬とも呼ばれます。

ドーパミンが分泌されると人間は快感を得て気持ちよくなります。その経験を重ねると脳は快感を覚えます。

そして、脳が「あの気持ちいいことをもう一度やろう!」「楽しいことにまた挑戦しよう!」という指示を出します。そんなチャレンジ〜ドーパミン分泌〜気持ちよさ〜またチャレンジというサイクルが茂木先生の提唱しているドーパミンサイクルなのです。

何が言いたいか分かりますね!

脳の80%は0歳〜3歳、遅くとも5歳までには基礎が完成してしまう。それ以降は5歳までに培ったものをベースに生きていきます。

だからこそ早期の英才教育が必要なのです!とは言いませんよ笑

それよりも脳を生かすための土台作り、「うれしい!」「楽しい!」という経験をたくさん増やしてあげることなんです!その経験がドーパミンを分泌させドーパミン・サイクルが完成するのです。

脳がうれしい・楽しいと感じる経験から好奇心や探究心が培われて

「これは何かな?」

「どうしてこうなっているのかな?」

「どうしたら上手くいくかな?」

自分から行動する基礎ができあがっていくのです。

やっぱり「楽しい!」って最強なんですね!

42.効率の良い学びとは?

子供の感情を揺さぶり共に成長する育成年代サッカーコーチの谷田部です!

みんなからはヤタさんと呼ばれています!

前回は記憶を司る「海馬」に情報を7回以上入れることで長期記憶に繋がるというものでした。しかし、脳には「安定志向」と「可塑性」という性質があり、それは急な変化には対応しにくく、ちょっとずつなら変われるという性質でした。

今回は情報をどのようなタイミングでインプットするべきなのかをお伝えします。

学習の黄金比率というものがあり、予習0.5:学習1:復習2というものがあります。

脳はまず全体像が把握できないと理解できないのです。1つ1つのパーツから見てしまうとそれらがどのような繋がりを持っているのかを把握できません。

もしあなたが家を建てたいと思った時にこんな家にしたいって思い描くときにテーブルや椅子から選び始めますか?選ぶ方もいると思いますが(笑)大体は家全体をイメージするのではないでしょうか?

それが予習なんです!流す程度で全体像が分かると次の学習に入りやすくなります。そして学習した時間の倍の時間をかけて復習します。その時に大切になってくるのが復習のタイミングです。

海馬に入った情報は3週間ほど残り続けます。その間の3回復習することが長期記憶に残りやすいタイミングです。まず翌日、次に1週間後さらに3週間後に復習すると長期記憶されやすくなります。

これで5回海馬に同じ情報を入れたことになりますね!昨日は7回って言ってたじゃないかと言われそうですが。。。

①予習 ②学習 ③翌日の復習 ④1週間後の復習 ⑤3週間後の復習

一般的には平均7回と言われているようですが、この5回のインプットのタイミングで長期記憶にされやすいのです。ぜひお試しください!

学習だけでなく、サッカーの場面でも伝えたいことがある場合、全体像の把握から詳細に指導していく過程が子供達の長期記憶に繋がるのです!そうすることで子供達はベンチを見ずにプレーを主体的にしていくのではないでしょうか?

ありがとうございました!

14.主体的にプレーするために③

クラッキ 個別指導

子供達が主体的に問題解決できるようになるためのポイント3つ目です。

「子供達一人一人にあった個別指導」です。

同じような人間はいると思いますが、全く同じ人間はいません。それは個性です。お子様によってコーチの話の情報の取り方や面白い・やってみたいというポイントは違います。それを理解していないとやる気がない、話を聞かない、同じことでいつも注意を受けるなど悪い部分にばかり目がいってしまいます。

僕は子供達は数あるスクールからこのクラッキを選んでくれた奇跡の存在として捉えています。この世に生を受け、この地でサッカーと出会うことは、本当に奇跡に近い確率です。

だからこそお子様の気質、情報の取り方、褒め言葉一つかけるにしてもその子にあった褒め言葉、言葉選びやコーチからのしつもんにはその子の強みや才能を見つけるためのヒントになります。


5.主体的にプレーするために②

クラッキ ゲームの様子

子供達が主体的に問題解決できるようになるためのポイント2つ目です。

「行動を起こしやすいサイクルを回している』というポイントです。

これは階段を一段づつ上がるように進んでいかなければいけません。決して一段飛ばしや二段飛ばしはできません!

子供達だけでなく人間には、生まれ持った気質とその後の環境により人格が形成され、欲求と考え方や行動(反応)の習慣によってその人のあり方が決まってきます。これは目に見えないだけでなく自分でも気づかない場合があります。

いつもコーチのお話をじっとして聞いていない、他人の前で失敗をしたくないから小さな嘘をついたりする、常に不満が全身で表現されているなどお子さんに「なんで?」と感じた経験はないでしょうか?これは気質と行動科学からきています。その行動の裏側に隠れている子供達の感情は実はシンプルです。

行動を起こしやすいとは子供達が新しいことに挑戦したい!やってみたい!という意思の現れなんです。その意思を抱くまでには5つのハードル(欲求)があります。ピラミッドを想像すると分かりやすいです。ピラミッドが5つの階層に分かれています。一番下の階の欲求を満たすことで次の欲求に進むことができます。いきなり頂上にはいけません。一段飛ばしもできません。

そのピラミッドについてはまたお伝えします。

4.主体的にプレーするために①

クラッキ

サッカースクール クラッキでは、子供達が主体的に問題解決できるようになるために3つのポイントで指導にあたっています。

今回はその1つ目についてお伝えします。

「フットサル」を採用しています。

サッカーとフットサルを比べるとメリットが2つあると考えています。1つは、サッカーとフットサルでは1分間でのボールとのコンタクト回数がサッカーの6倍もあります!狭いコートに5人づつで別れて1つのボールを奪い合うためボールとのコンタクト回数に雲泥の差があります。

もう1つは、狭いスペースの中でプレーが進んでいくため相手選手がサッカーよりも至近距離にいて迫ってきます。その速い展開の中で状況を認知し、自分のプレーを決断し、止める、蹴る、運ぶという技術を発揮しなければいけません。その認知・判断・実行というサイクルが常に休むことなく自分に求められる環境に身を置くことで成長に繋がります。

上記の2つのメリットは、サッカーの場面でも十分に活かすことができます!子供達が主体的に問題解決するためにはフットサルは最適だと考えています。

3.行動したくて仕方がない状態

クラッキ

サッカースクールクラッキでは、子供達が主体的になり問題解決できるようになります。

サッカーには自分で状況を把握し、プレーを決断することが求められます。答えはたくさんある中からよりゴールに結びつけるために確率の高いものを選ぶ必要があります。それは、子供達がこれから社会の中で生きていくために常について回ることだとも考えています。

サッカースクールの中の一場面で

「コーチ、トイレ行ってきていいですか?」

こんなしつもんを受けることがあります。

普段の生活の中で家にいるときトイレに行く動作の許可をとりますか?答えを教えてもらうことが日常になってしまうと答えがないと動けなくなってしまいます。

サッカーの場面ではコーチから指示を待ってプレーしていては指示を聞いている間にそのプレーは終わっていると思います。子供達をそんな状態にはしたくないと考えています。

クラッキに通うことで子供達が安心して安全にプレーし(これは環境が安全もありますが、自ら考えることに対しても安心安全を提供しています)一緒にプレーする仲間を作り、その仲間達の一員として自分を認め、仲間を認めることで自分は「こうしたい!」「チャレンジしたい!」という行動したくて仕方がない状態になります!

その状態になるためにクラッキでは3つのことを重点に指導しています。それは次回お話しします。