25.ミスを減らすためには?

クラッキ 考える人

ミスの8割は知覚と判断が原因だとお伝えしました。

逆を言えば実行のミスは2割です。正しい知覚と判断を基にプレーしていなければ実行は成功しにくくなります。

目に見えるミスだけを追ってしまうとミスの根本が見えないことがあります。

では、知覚と判断を鍛えていくためにどうすればいいのか?という部分です。

サッカーでは「見る」基準があります。

サッカーには3つの状況があります!それぞれで見るものが変わってくるのです。

①自分がボールを持っていないとき

②自分にボールが転がってきているとき

③自分がボールを持っているとき

サッカーをやっていて見なければいけないものはなんでしょうか?

ボール・相手・味方・ゴール・スペース・他にはありますか?

では、3つの状況に見るものを当てはめていきましょう!

①ボールを持っていないとき・・・・相手、味方、スペース

②自分にボールが転がっているとき・・・・相手

③自分がボールを持っているとき・・・・最も優位な味方

ボールとゴールは見なくていいのか?となりますよね。そこで重要なのが間接視野です。視野の中心になくても認識できているものです。例えば、テレビを見ていてもテレビの周りに置いてあるものを認識できていますよね。

見る基準を基に子供達がどのようにプレー選択をしているかでミスの所在がわかりやすくなってきます。

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24.プレーのプロセスとは?

クラッキ プロセス

サッカーを一言で表すと「戦い!」です。

2チームにボールが1つしかない状況では、奪い合いが生じます。自然を戦いになります。

その戦いをする上でプレーを行うプロセスはどのようになっているのでしょうか?

選手はある状況に直面した時に何らかの情報をキャッチ(知覚)

            ↓

その情報がどのようなものなのか考え(分析)

            ↓

それらの情報に対してどのような行動を起こすのか決断(判断)

            ↓

その判断をもとに実際に行動を起こします(実行)

簡単な流れは、知覚 → 判断 → 実行の流れになります!

この3つには線引きができます。知覚と判断は、その選手の頭の中で行われます。実行はそれを表現するためにプレーとして見えます!

目で見えるか?見えないか?の線引きです。知覚・判断は目で見えません。さらにミスの8割は知覚と判断の部分です。

子供達に良いプレーをしてほしいと願うならば知覚と判断の部分に働きかけてみてはどうでしょうか?

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23.サッカーがうまいとは?

クラッキ メッシ

「サッカーがうまい」というとボール扱いが上手で試合では攻撃の選手というイメージが強のではないでしょうか?

写真のメッシ選手は攻撃の選手です。シュートやドリブル、パスなど素晴らしいプレーで観客の人々を魅了していますね!誰も疑いなくサッカーがうまい選手と言えますね!

では、スペイン・レアルマドリードのセルヒオ・ラモス選手はメッシ選手と比べてどうでしょうか?彼は守備の選手です。

メッシ選手のようなシュート・ドリブル・パスはできないかもしれませんが、スライディングタックルはどうでしょうか?またヘディングはどうでしょうか?ラモス選手の方がうまいと言えるのではないでしょうか?

一概に「サッカーがうまい」という括りで選手を見てしまうことは、すごく狭い視野の中で選手を判断してしまっているのではないでしょうか?

そこで選手をうまい・下手ではなくタイプに分けるとしたら2タイプの選手に分けることができます!

「フットボーラー」と「プレイヤー」です。

フットボーラーとは、その瞬間・その状況で自分のやりたいことをやる、さらにできる選手です。

プレーヤーは、その瞬間・その状況で最も効果的で、その状況にあったプレーができる選手です。

あなたのチームには、どんなタイプの選手がいらっしゃいますか?新たな選手の発見にお役に立てたら嬉しいです!