495.実るほど頭の下がる稲穂かな

こんにちは。

谷田部です。

「実るほど頭の下がる稲穂かな」

陸上男子50キロ競歩6位入賞の川野将虎選手

41キロ付近でメダル争いをしていた集団から嘔吐で離れたが、再び合流。

粘り強い歩きで3時間51分56秒を記録!

見事6位入賞!

ゴール後は熱中症で全身けいれん。

医務室で手当を受け、取材エリアにも進めなかった。

それでも、そんな状態にかかわらず、ゴール直後にすぐにコースの方に振り返り、深々とお辞儀…

そんな川野選手のプロ意識を垣間見た瞬間でした。

「実るほど頭の下がる稲穂かな」

この諺は、松下電器(現パナソニック)の創業者・松下幸之助氏も座右の銘にした諺です。

東京オリンピックの代表に選ばれることだけでも大変なことなのに…

それに驕ることなく、体調が最悪にもかかわらず、謙虚な姿勢の川野選手の大ファンになりました!

人は立場が高くなり、経験を重ねるほどに、謙虚さをなくしがちです…

それによって失うものはたくさんあります。

失ってから気づいたのでは遅すぎるのかもしれません。

失ってはいけないものは大切にしていきたいものです!

川野選手、これからをこれからも応援し続けます!

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494.一朝一夕では身につかない力

こんにちは。

谷田部です。

2歳になる長女が流暢に話ができるようになってきました。

最近では、英語も口ずさむようになってきました!
(親バカ投稿で申し訳ございません笑)

「1・2・3…」を

「イチ・ニー・サン…」と数えたと思ったら…

「ワン・ツー・スリー…」です!

普段からYoutubeを見ているのですが、
日本語のものはあまり見ません…

海外の子供たちが遊んでいる動画だったり、

海外のおもちゃで遊んでいる外国の子供たちの様子だったり、

もちろん使っている言語は、英語です。

(たまにロシア語だったり、ポルトガル語だったりします笑)

多分何を言っているかは分からないと思いますが、

ある場面で「ウフフ…」って両手で口を隠して笑っているので、なんとなく面白いのかなと観察しています。

本人は楽しんでいるので、「ダメだよ」とはもちろん言いません。
(でも、長時間見てしまうので時間を決めていますが…)

僕は外国語に触れる機会にはすごく良いと思っているので、
軽く英語を使うようになってきた娘が、今後どんな変化をするのか楽しみです。

さて、社会に出ると3つの力が必要になってきます。

経済産業省が提唱している「社会人基礎力」

それは、3つの力から成り立っています。

『前に踏み出す力』

『考え抜く力』

『チームで働く力』

この3つです!

僕は、娘に3つとも身につけて欲しいと思っていますが、

まず『考え抜く力』を育むことにチャレンジしています。

考え抜く力とは、何事にも疑問を持ち、考え尽くす力です。

何かを成し遂げたいとき

何か失敗や障害が起こったとき

課題を解決するプロセスにあるとき

さまざまな場面で考え抜く力は必要になります。

それがあるから、前に踏み出すことができるし、チームで働く力が身につくとも思っています。

だからこそ、子供ながらに何か問題が起こったとしても…

全部をやってあげることはしません。

ヒントを与えたり、

一緒にやってみたり、

一度見本を見せてみたり、

考え抜く力は一朝一夕では身につきません。

日頃から『考えることが楽しい!」

そんな状況に身を置くことが、学ぶことに最適な環境かもしれません。

Youtubeで外国語に触れることは、もしかすると娘にとっては遊びのような時間ですが、

勝手に学んでいるのだと思うのです。

親としても、納得いくまで子供が考え抜く力を養う環境を提供してあげることに

考え抜く力を使っていきたいと思います。

今度、あなたの子育てポイント参考にさせてくださいね~

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493.次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている

こんにちは。

谷田部です。

東京五輪のメダルラッシュに注目が集まっていますが、

期待されながらも予選敗退…

メダル獲得ができなかった…

そんな選手のインタビューにこそ素晴らしい価値を感じています。

ウエイトリフティング女子49キロ級 三宅宏実選手

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「『少し自分の気持ちの弱さが出ちゃったな』というのがあったんですけど、

 でも『最後まで自分なりに一生懸命ベストを尽くせた』と思うので、

 この大会で無事に舞台に立てたということに、

 本当にうれしい気持ちでいっぱいです」

「今のところは『ちょっとゆっくりしたいな』と思っているんですけど、

 『次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている』

 と思っているので、『次の道へ走りたいな』と思います」

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5度のオリンピック出場で銀メダル・銅メダルを獲得。

決してメジャー競技でないウエイトリフティング界を牽引する存在。

これは僕の憶測ですが、20年間も競技を続けてこられたのは、

彼女の言葉の中にある素晴らしい姿勢があったからこそだと思いました。

『次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている』

きっと競技を続けていく中で、うまくいったことや成功、失敗、挫折、様々な経験をしてきたと思います。

うまくいったあと、さらに改善に取り組んだり、

失敗のあと、気持ちを切り替えたり、

挫折を味わったあと、その経験の意味を考えたり、

すべての経験を何かのスタートとして捉える素敵な捉え方だと感じました。

そんな素敵な考え方ができるからこそ、

20年も競技を継続し!

メジャーではない競技を牽引できたのではないかと思います。

オリンピックで結果が出せなくて悔し涙を流したアスリートはたくさんいました。

でも、決してその結果だけじゃなく、その4年間を(今回は5年間ですが)どう過ごしてきたのか!?

その部分の方がきっと多くの人に影響を与える生き方をされてきたんじゃないかと思うのです。

僕はアスリートの皆さんの生き方や考え方をこれからも追っていきたいと思います!

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492.内村選手の言霊

こんにちは。

谷田部です。

最近は東京五輪のメダルラッシュに注目が集まっていますが、

期待されながらも予選敗退…

メダル獲得ができなかった…

そんな選手のインタビューにこそ素晴らしい価値を感じています。

男子体操のレジェンド的存在、内村航平選手

ーーーーーーーーーー

「代表落ちてから、またはい上がってきて、

 また今日こうやって落とされたんで、

 『報われない努力もあるんだ』って思ったし、

 『努力の仕方が間違っていたんだろうな』とも思うし。

 でも、『あらためて体操は面白いな』と思いましたけどね。

 失敗してなお、

 『人生においてこういうことも大切なんだろうな』って凄く思います」

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『報われない努力もあるんだ』

これは、内村選手が最大限の努力をしてきたからこそ言える言葉だと

内村選手は今回の五輪では全種目を競う総合ではなく、

種目別の鉄棒に絞って出場。

より金メダルを意識した戦略だったんじゃないかと…

以前、内村選手がインタビューで話していたことを思い出しましたが、

「総合で金を取ることに意味がある!」と。

それでも種目別を選んだことに、今回の決断の強さを感じました。

だからこそ、内村選手の準備は自分の納得できた努力だったと思うんです。

でも、結果はついてこなかった…

『努力の仕方が間違っていたんだろうな』

(まだまだやり方はあったんだろうな…)

『あらためて体操は面白いな』

(まだまだ色々な可能性があるってことなのかな…)

そして、『人生においてこういうことも大切なんだろうな』

(これからの残りの人生に活かせるものがあるんじゃないか…)

憶測ですが、僕はそんな解釈でこの言葉を読んでみました。

もし、あなただったら…内村選手の言葉をどのように受け止めますか?

内村選手がこれまで積み上げてきた実績は本当に素晴らしいもので、

これからの後輩たちに大きな価値を与えるものでしょう!

でも、それを「過去のこと…」と言い切ることで、

これから活躍する若い世代の選手に向けての覚悟のメッセージだったと思うんです。

『報われない努力もあるんだ』

それでも続けられるのか、

それを受け入れられるのか、

それでも自分を信じられるのか、

自分自身も試されいる言葉だと内村選手の言霊を受け取りました。

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491.公式戦の結果とは…

こんにちは。

谷田部です。

中学2年生の公式戦がありました!

彼らは、昨年コロナウイルスの影響で公式戦や合宿が全くできませんでした…

通常活動の練習や練習試合はできていましたが、

仲間と寝食を共にして仲を深めたり、

公式戦を通して切磋琢磨したり、

苦しい時にどうやってそれを乗り越えるのか、

そんな経験はほとんどできませんでした。

だから実質、このチームでの初の公式戦!

試合開始10分前にある選手に話かけてみました。

なぜなら…明らかに緊張していたので…

少しでも気が紛れたらいいなって思いから少し話をしました。

すると…

「緊張がやばいです…」

時間も時間だったので、多少話をしてキックオフ!

結果的には、試合は負けてしまったのですが…

外から見ていて、彼のプレーは本当に素晴らしかった!

鬼気迫るというか、

気持ちが全面に出ていたというか、

試合前の彼は想像できないくらいのプレーでした!

そんな彼と試合後に話をしてみて、

彼が言ったことがとても興味深いものでした!

「自分は、自分で思っている以上にもっとできるって思いました!」

試合は負けてしまったのですが、

その選手の解釈を変化させる試合にできたことは、

勝つことよりも大きな成果だなって僕は感じました。

そして、彼がもう一つ言っていたことがすごく大切なことだと僕は思ったです。

「今できることをやろうって覚悟を決めました!」

『今できること』というのがポイント!

彼は試合前、緊張という不安状態だったのです。

失敗したらどうしよう…

負けちゃったらどうしよう…

ミスしちゃったらどうしよう…

また起きてもいないことに思いを向け過ぎて、そんな未来の自分の状態になっていたのです。

まだ現実には起こっていないことなのに…

起ってもいないことでここまで不安になれるのは、人の思い込みの力の凄さです。

キックオフすると、自分ができることをプレーし続けていきました。

守備の選手だったので、体を張ってゴールを守ったり、

相手に体をぶつけてボール奪ったり、

空中にあるボールを相手と競り合ったり、

自分ができるプレーをその瞬間瞬間で全力でプレーしているような印象でした。

不安はまだ起こっていないことに抱いてしまう感情です。

不安に思っていたことは、まだ現実には起こっていません。

だからこそ、今できることに目を向けていくことが大切です!

今を生かす!

今を活かす!

今の積み重ねが今日になり、

今日の積み重ねが人生になる!

きっと彼は

自分ができる存在として認識し、

今できることに覚悟を決める体験をしたことで、

これから人生を大きく飛躍させていくのでしょう!

490.プロフェッショナルって…

こんにちは。

谷田部です。

今回の東京オリンピック、前評判で金メダルに最も近い存在とされていた…

男子バドミントン 桃田賢斗選手!

女子バドミントン 奥原希望選手!

2人の敗退は、とても残念でなりません。

やはり本番の試合では何が起こるか分からない…という厳しい現実を突きつけられました。

もちろん金メダルを期待していただけに残念だったのですが、

奥原選手の人としての素晴らしさも感じることができた場面を目の当たりにしました!

それは、奥原選手がコート入場の際の深いお辞儀です!

当時の奥原選手はケガに悩まされ、なかなかコートに立てない時期が続いていたそうです。

そんな時期を乗り越え、コートに戻ったときのことを以下のように話していました。

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「できるだけこのコートに長くいたいな、

 だから一球でも楽しく最後まで自分らしく戦うんだという気持ち、

 バドミントンができるというのはこんなに幸せなんだなと再確認してそこから始めました」

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たとえ金メダルが取れなかったとしても、

こんな姿勢でコートに入場する選手が同じ国の選手だと思うとすごく誇りに感じました。

奥原選手は選手としても人としても『プロフェッショナル』なところを見せてくれました!

さて、プロってなんでしょうか!?

これらを要素分解すると…5つに分解できます!

知識、ツール(道具)、スキル、実績、人格

間違いなく奥原選手は、この5つをすべて持っている選手です!

それでも結果につながらないのが、オリンピックの魔物っているんだなって痛感しました。

決して勝ち負けだけでなく…

各選手のそういったエピソードに触れることができるのも五輪の醍醐味です。

今、日本で応援している子供達や指導者の皆さんには、

選手の一つ一つの所作や立ち振る舞い、その選手にしかないエピソードにも

自身の成長のヒントが隠されていると思うのです。

せっかくの自国開催、

同じ日本人選手や指導者の方々が世界と戦っている姿から

何か刺激を受けて1ミリでも成長できるヒントに変えてもらいたいと願います。

そして、今回出場した選手よりもより一層レベルアップして

次の五輪で活躍してくれることを大きな楽しみに待ちたいと思います!

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489.やってはいけないこと

こんにちは。

谷田部です。

オリンピックの盛り上がりを感じながらも…
東京のコロナウイルス感染拡大が目立ってきました。

子供達のスポーツ環境について
コロナ禍以前のようには、活動できないようになってきています。

東京の小学生の公式戦は中断…

活動を停止するチーム…

できることを模索しながら手探りで活動を続けるチーム…

どちらがいいとか悪いとかではなく…

変化に対応しながらチームのあり方を変化させるチーム

変化に対応できず選手が離れていくチーム

僕は両方の立場を感じています。

もちろん子供達の命が最優先されることは間違いありません、、、

それでも、変化はこれからもどんどん押し寄せてきます。

そんな中で一番やってはいけないと思うことが…考えることをやめてしまうことです。

みんなが〇〇しているから、〇〇しようとか…

〇〇が常識だから…

〇〇が当たり前だから…

以前は〇〇だったから…

一見それらは、過去の経験を基に決断したことになりますが、
考えることを諦めてしまっている気がします。

なぜなら、考えるとは過去の経験や事柄から『判断する』ことだからです。

過去が〇〇だったから〇〇にするというのは、盲目的に過去の経験をそのままなぞっているだけです。

判断するが抜けてしまうと…考えるにはならないのです。

まず自分の気持ちや感じたことに目を向けてみるから始めてみませんか?

それができたら…自分の気持ちや感じたことを伝えてみましょう!

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488.記憶に残るって…

こんにちは。

谷田部です。

「笑ってこの試合を楽しめたのが良かった。

 メダルの色に関係なく記憶に残る演技をしようと思っていた」

体操男子個人総合

橋本大輝選手のコメントです!

あの内村航平選手の後継者として今回の東京五輪で注目を浴びている選手です!

何気ないコメントに聞こえるこの言葉に橋本選手のすべてが詰まっているように感じたのです。

『この試合を楽しめた』

これって緊張を力に変えたからこそ言える言葉だと思います。

自分ができることはやってきたと思えるって並大抵の努力ではできないと思います。

僕はこんなこと言えたことはありません…汗
(比べるだけおかしいでしょって言われそうですが…)

何かしら不安や「こんなことが起こったらどうしよう?」って考えてしまいます。

『メダルの色に関係なく記憶に残る演技をしよう』

憶測ですが、今回橋本選手が金メダルを目指していたらきっとこの快挙はなかったかもしれません。

メダルの色ではなく、『記憶に残る』っていうところがとても鍵になってくると思うのです。

『記憶に残る』って聞いて、あなたはどんなことを感じたり、思ったりしますか?

僕は、「その人の心の中に鮮明に生き続けること」だと思います。

あの橋本選手の演技を見て、何かしら影響を受けたということです!

それは…

新たにチャレンジする気持ちを持ち、実際に行動に移してみることだったり、

自分に自信がない人が、人に自分の気持ちを伝えることだったり、

今までの自分には違和感に感じる世界に自分の身を置くことに近い感覚だと思うのです。

だからこそ、橋本選手の演技がその人の中で記憶に残っていくと思うのです。

そんな影響力って…ただ金メダルを求めて演技するだけでは足りないのです!

橋本選手の醸し出す雰囲気や表情、態度、使う言葉、立ち振る舞い全てに滲み出るものだと思います。

それらが合わさって記憶に残る存在になるのだと僕は思います。

決して演技だけではできることではないように僕は感じました。

実際に話を聞いたわけではないですが、

橋本選手は自分の演技で見ている人の人生を変えるくらいの影響力を求めて練習を積み重ねてきたと思うのです。

つまり本人のゴール設定が半端なく高いのです!

そのゴールの過程の中に金メダルがあったのだと思うのです!

10点満点が金メダル獲得だとしたら…

15点満点の未来こそが、記憶に残る演技だということです。

常に15点満点を目指して行動することが、結果その過程に金メダルがあるのです!

そう考えたときに橋本選手の今後の飛躍には期待しかありません!

あなたの10点満点の未来はどんな未来ですか?

さらに15点の未来があるとしたら、あなたはどんな自分になっていると思いますか?

ぜひ教えてください!

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487.セットアップで影響力3倍

こんにちは。

谷田部です。

僕の暗黒時代の話…

中学生のチームを指導していたとき…

少し遠い場所で試合が組まれ、朝の早い時間帯の現地集合。

もちろん選手は眠そうだし、まだまだ心も体も起きていない状態。

バラ…バラ…と選手が挨拶にくるも…

「おはようございます」の声も聞こえるか聞こえないくらい…

集合時間になりチームを集合させて…僕が発した言葉は…

「おはよう!

 今日の試合は、公式戦前で重要なゲームだ!

 まだ先発は決めていない!今日の試合の出来で大きくアピールできる選手もいるだろう!」

(…いきなり本題!)

(まだまだ選手は眠そうだよ…)

今の僕だったら、そんなツッコミを入れていると思いますが…

きっと、その当時の僕は、

こういった緊迫した話をすることで緊張感を持たせたい!とか

眠さなんて吹き飛ばすようなインパクトを与えれば話を聞く!とか

かなり回りくどい、面倒くさいやり方をしていたなって感じました。

さて、選手と会話を始める前にどんな工夫が必要だと思いますか!?

それは、選手の状態や準備を把握することです。

つまり【セットアップ】です!

いきなり本題に入るのではなく、

全く関係のない話だったり、

心理的安全性を感じてもらったり、

指導者の話に入ってきてもらうきっかけ作りのような時間です。

たとえば、前日に日本代表の試合があれば、

「昨日、代表戦見た?」とか

「〇〇選手のプレー、やばくなかった?」とか

簡単に答えられて、会話のきっかけを作れればなんでもいいと思います。

指導者自身が話を聞いて欲しければ…より相手の状態を知ることが大切です!

特に選手と指導者の間には、上下関係やプレッシャーが存在してしまいます。

より選手が話を聞きやすい環境を整えることが、指導者の話を2倍にも3倍にも効果的にするのです。

「話聞いてるのか!?」

「ちゃんと話を聞け!」

と言うことは簡単ですが…ただ聞くだけではもったいないのです。

あなたは、選手が指導者の話を聞いてどうなってもらいたいですか?

あなたの話を聞いて選手がどうなっていることが最高ですか?

一度、話を始める前に選手の状態や準備状況を把握してみましょう!

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486.1トンの金メダル

こんにちは。

谷田部です。

東京オリンピックが熱い!

金メダルラッシュが続いています!

その中でも度肝を抜かれたのが…

13歳の西矢椛さん!

新種目のスケートボード女子ストリート

堂々の金メダル!!!

特に印象的だったのが、テレビの取材を受けているシーン

記者から「金メダルは重いですか?」と聞かれた時に

「金メダルは重いです!重さ?1トン!」と返したとき

僕が記憶に残っているのが、バルセロナ五輪での岩崎恭子さん

「今まで生きてきた中で一番幸せです!」と当時14歳の彼女の凄さを

小学生ながらに感じていました。

そんな西矢選手の『自然体』ってすごく素敵だなって感じました。

今回の彼女の滑りは順調なものではなかったと思うんです。

以下、ニュースの引用ーーーーーー

決勝では、45秒間、自由に滑る最初の「ラン」では2回とも終盤に転倒して得点が伸びなかった。

逆転を狙った「ベストトリック」でも1本目、2本目と続けて失敗しポイントにならなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーー

ハイライトでも確認できたのですが、派手の転倒するシーンもあり、どんな気持ちなんだろうと思いながら観ていました。

でも、転倒して待機場所に戻った彼女を見ると…

笑顔なんですよね!

失敗に表情を強張らせることがなく、常に自然体の彼女がいることを感じました。

さて、自然体ってなんでしょうか?

どんな状況にも対応できるよう、適度に脱力した状態と仮定してみます。

つまり、ありのままの自分でいるということ。

だから西矢選手は、取材にも良いことを言おうとするわけではなく、

「1トン!」と笑いを誘うような返しができるんだなって思ったんです。

(おこがましいですが…)きっと僕だったら…

「重いです!本当に感謝です!」とか…当たり障りないことしか言えなかったと思います笑

自然体でいられることで…

人に好かれやすくなったり、

ストレスがたまりにくかったり、

信用を築きやすかったり、

前向きになったり、

そんなメリットがあると思います!

自然体はパフォーマンスアップには欠かせない要素の一つだと言えますね!

あなたは自然体と聞いて…どんな自分でいることがあなたらしいですか?

ぜひ教えてください。

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