5.主体的にプレーするために②

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クラッキ ゲームの様子

子供達が主体的に問題解決できるようになるためのポイント2つ目です。

「行動を起こしやすいサイクルを回している』というポイントです。

これは階段を一段づつ上がるように進んでいかなければいけません。決して一段飛ばしや二段飛ばしはできません!

子供達だけでなく人間には、生まれ持った気質とその後の環境により人格が形成され、欲求と考え方や行動(反応)の習慣によってその人のあり方が決まってきます。これは目に見えないだけでなく自分でも気づかない場合があります。

いつもコーチのお話をじっとして聞いていない、他人の前で失敗をしたくないから小さな嘘をついたりする、常に不満が全身で表現されているなどお子さんに「なんで?」と感じた経験はないでしょうか?これは気質と行動科学からきています。その行動の裏側に隠れている子供達の感情は実はシンプルです。

行動を起こしやすいとは子供達が新しいことに挑戦したい!やってみたい!という意思の現れなんです。その意思を抱くまでには5つのハードル(欲求)があります。ピラミッドを想像すると分かりやすいです。ピラミッドが5つの階層に分かれています。一番下の階の欲求を満たすことで次の欲求に進むことができます。いきなり頂上にはいけません。一段飛ばしもできません。

そのピラミッドについてはまたお伝えします。

投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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