507.選手の取り分

こんにちは。

谷田部です。

食材を買い出しをするときに必ずチェックするものがあります。

品質と価格です。

お水を買うとき、2?のペットボトル6本セットのやつ…

近所のコープでは、450円
車でちょっと行ったドラッグストアでは、399円

なので、お水を買うときはドラッグストアに行きます。

京セラの創業者でもある稲盛和夫氏はこう言います。

「商品を決めるには、まずお客様が喜んでくれる値段を知らなくてはいけません。

 そのためには、お客様が何を考えているのかをじっくり知る必要があります」

企業として利益を追求することは大切ですが、販売側だけが得をするだけでは指示を得られません。

さて、相手が喜ぶ取り分を用意しておくことは大切です。

指導者をしていると自分の采配で試合に勝つことを考えます。

試合の流れを読み、交代メンバーを構成したり、戦術を変えたり、

あの手この手を使って勝利を引き寄せるように働きかけます。

でも、それで勝ったとしても、それを全部指導者が持っていってはいけません。

なぜなら、その采配を実行した選手がいるからです。

もちろん采配は大切だし重要ですが、

ある選手の良いプレーを支える働きだったり、

相手を引きつける苦しいランニングだったり、

ピンチを凌ぐための体を張った守備だったり、

そんな選手たちのプレーの上に勝利があることを知らなければいけません。

「選手たちがよく戦ってくれた!この勝利はを掴み取った選手たちを誇りに思う」

「選手たちは日頃から最高の準備をしてくれている!この結果は必然だったんだ」

監督の記者会見シーンなどで話されている言葉です。

稲盛さんの言葉をお借りするならば…

「勝利を勝ち取るには、まず選手が喜んでくれる言葉を知らなくてはいけません。

 そのためには、選手が何を考えているのかをじっくり知る必要があります」

まず選手を喜ばせることが大切です!

指導者は選手を喜ばせる努力をしたいものです。

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501.ちょっとだけ褒めるつもりで…

こんにちは。

谷田部です。

2歳の長女のお風呂上がり…

結構この時間がしんどい時間なんです…

体を拭いて全身に保湿クリームを塗りたくるんですが、、、

それがなかなか難解…

長女は塗られまいと…素っ裸で家中を走り回ります…(一応女の子です笑)

それの足止めをするためにスマホでYoutubeを見せることが現在の最適解です…

足を止め、Youtubeに釘つけになる長女にクリームを塗り、パジャマを着せ、

「じゃ動画は終わりね~」と言って素直にやめるわけはありません…

「あと2個~」と言って、3個・4個と見続けてしまうのです。

でも、その日は2個見てすぐに妻のところにスマホを持ってきました!

「はい、どうぞ~」と得意げな長女!

すかさず妻が「えらいね~2個で終われたね~」

長女も「できたの~!」と僕にできたことを報告してくれました。

さて、褒められるって誰だって嬉しいですよね!

そんな大したことじゃなくても、褒められたら悪い気はしないです。

でも、それは分かっているのに…

もっと良くなって欲しいから!とか、

これは愛情の裏返しだから!とか、

褒めちゃうと満足しちゃうから!とか、

そんな黒い気持ちが出てきて褒めることができないときってあります。

褒めるところが逆に苦言になってしまうことも僕はありました。

(本当にこれが言いたかったのかな…)

そんな気持ちになったこともありました。

ときには視点を変えて、

相手の良さや努力している姿、

失敗したとしてもやろうとした姿勢、意欲

まずそこに気づいた視点など

その人のありのままを見つめて褒めてあげることも大切なことです!

誰だって幸せになるために頑張っているんです!

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500.がんばっぺし釜石

こんにちは。

谷田部です。

「がんばっぺし釜石」

「なじょにかすっぺし陸前高田」

これは東日本大震災後に被災者の心を元気づけるための応援メッセージとして掲げられたものです。

方言は、その土地の風土や文化、伝統によって育まれた言葉です。

生まれ育った土地の言葉には、共通語にはない豊かな表現力や愛着、

伝えたいことを一手に届ける素晴らしい効果があると僕は思います。

つまり、伝える側の心情をもっともよく表すことができるのです。

さて、子供たちがどんな言葉を使っているかに耳を傾けてみるととても面白いです!

大人からすると…「んっ!?」って思う言葉でも…

子供同士では、共通言語のようにその言葉の背景やその心情などが伝わっている印象です。

ところが、以前サッカースクールの指導中に子供同士で使っていた言葉を、

同じ意味で違う言葉に置き換えて話したり、伝えたりすると…

同じ意味なのに…全く理解できなかったり、伝わらなかったりすることがありました笑

結局、子供たちが普段使っている言葉に置き換えることで理解度が増した…

そんな経験を覚えています。

子供達は、そのときの楽しかった記憶やできたときの記憶とその言葉を結びつけて覚えているのでした。

僕は、正しい言葉を使うことが良いと思ってきました。

でも、それは間違いでした。

言葉はあくまで手段…

言葉で伝わる割合は、7%程度と言われるように…

言葉以外にコミュニケーションを円滑にするヒントがたくさんあります。

子供達の表情や態度・声のトーン、そしてどんなことを話しているのか!?

そんなところを全身で感じてみてください!

もしかすると…コミュニケーションを円滑にするヒントが隠されているかもしれません。

子供達は、言葉を創る天才なんだ…とつくづく感じました。

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494.一朝一夕では身につかない力

こんにちは。

谷田部です。

2歳になる長女が流暢に話ができるようになってきました。

最近では、英語も口ずさむようになってきました!
(親バカ投稿で申し訳ございません笑)

「1・2・3…」を

「イチ・ニー・サン…」と数えたと思ったら…

「ワン・ツー・スリー…」です!

普段からYoutubeを見ているのですが、
日本語のものはあまり見ません…

海外の子供たちが遊んでいる動画だったり、

海外のおもちゃで遊んでいる外国の子供たちの様子だったり、

もちろん使っている言語は、英語です。

(たまにロシア語だったり、ポルトガル語だったりします笑)

多分何を言っているかは分からないと思いますが、

ある場面で「ウフフ…」って両手で口を隠して笑っているので、なんとなく面白いのかなと観察しています。

本人は楽しんでいるので、「ダメだよ」とはもちろん言いません。
(でも、長時間見てしまうので時間を決めていますが…)

僕は外国語に触れる機会にはすごく良いと思っているので、
軽く英語を使うようになってきた娘が、今後どんな変化をするのか楽しみです。

さて、社会に出ると3つの力が必要になってきます。

経済産業省が提唱している「社会人基礎力」

それは、3つの力から成り立っています。

『前に踏み出す力』

『考え抜く力』

『チームで働く力』

この3つです!

僕は、娘に3つとも身につけて欲しいと思っていますが、

まず『考え抜く力』を育むことにチャレンジしています。

考え抜く力とは、何事にも疑問を持ち、考え尽くす力です。

何かを成し遂げたいとき

何か失敗や障害が起こったとき

課題を解決するプロセスにあるとき

さまざまな場面で考え抜く力は必要になります。

それがあるから、前に踏み出すことができるし、チームで働く力が身につくとも思っています。

だからこそ、子供ながらに何か問題が起こったとしても…

全部をやってあげることはしません。

ヒントを与えたり、

一緒にやってみたり、

一度見本を見せてみたり、

考え抜く力は一朝一夕では身につきません。

日頃から『考えることが楽しい!」

そんな状況に身を置くことが、学ぶことに最適な環境かもしれません。

Youtubeで外国語に触れることは、もしかすると娘にとっては遊びのような時間ですが、

勝手に学んでいるのだと思うのです。

親としても、納得いくまで子供が考え抜く力を養う環境を提供してあげることに

考え抜く力を使っていきたいと思います。

今度、あなたの子育てポイント参考にさせてくださいね~

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487.セットアップで影響力3倍

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谷田部です。

僕の暗黒時代の話…

中学生のチームを指導していたとき…

少し遠い場所で試合が組まれ、朝の早い時間帯の現地集合。

もちろん選手は眠そうだし、まだまだ心も体も起きていない状態。

バラ…バラ…と選手が挨拶にくるも…

「おはようございます」の声も聞こえるか聞こえないくらい…

集合時間になりチームを集合させて…僕が発した言葉は…

「おはよう!

 今日の試合は、公式戦前で重要なゲームだ!

 まだ先発は決めていない!今日の試合の出来で大きくアピールできる選手もいるだろう!」

(…いきなり本題!)

(まだまだ選手は眠そうだよ…)

今の僕だったら、そんなツッコミを入れていると思いますが…

きっと、その当時の僕は、

こういった緊迫した話をすることで緊張感を持たせたい!とか

眠さなんて吹き飛ばすようなインパクトを与えれば話を聞く!とか

かなり回りくどい、面倒くさいやり方をしていたなって感じました。

さて、選手と会話を始める前にどんな工夫が必要だと思いますか!?

それは、選手の状態や準備を把握することです。

つまり【セットアップ】です!

いきなり本題に入るのではなく、

全く関係のない話だったり、

心理的安全性を感じてもらったり、

指導者の話に入ってきてもらうきっかけ作りのような時間です。

たとえば、前日に日本代表の試合があれば、

「昨日、代表戦見た?」とか

「〇〇選手のプレー、やばくなかった?」とか

簡単に答えられて、会話のきっかけを作れればなんでもいいと思います。

指導者自身が話を聞いて欲しければ…より相手の状態を知ることが大切です!

特に選手と指導者の間には、上下関係やプレッシャーが存在してしまいます。

より選手が話を聞きやすい環境を整えることが、指導者の話を2倍にも3倍にも効果的にするのです。

「話聞いてるのか!?」

「ちゃんと話を聞け!」

と言うことは簡単ですが…ただ聞くだけではもったいないのです。

あなたは、選手が指導者の話を聞いてどうなってもらいたいですか?

あなたの話を聞いて選手がどうなっていることが最高ですか?

一度、話を始める前に選手の状態や準備状況を把握してみましょう!

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484.幸運を呼ぶ笑顔

こんにちは。

谷田部です。

東京オリンピックが開会されましたね〜

僕も中学生の試合で隅田川の河川敷にいたところ
ブルーインパルスが登場し、すごく気持ちが上がりました!

これから様々なドラマが起こっていくことが楽しみです!

勝つことの喜び、

惜しいところで勝利を逃す悔しさ、

負けてしまうこと悲しさ、

その中でも僕は選手たちの笑顔が見れたときがすごく嬉しいです!

今回は、出場が叶いませんでしたが…

女子ゴルフの渋野日向子選手は「スマイルシンデレラ」とファンの間では呼ばれています。

渋野選手が笑顔を心がけているのは、お母様の教えだといいます。

「いつも笑顔でいなさい」という教えがきっかけとなったようです。

スポーツをしていると、選手としても指導者としても…

うまくいくとき、いかないとき…たくさんあります!

その時々で喜怒哀楽があり、感情が揺さぶられます。

もちろん、良いパフォーマンスや指導ができているときは自然と笑顔も溢れ、

一変パフォーマンスが悪い、状況が悪いときは表情や態度は強ばります。

「笑う門には福来たる」という諺があります。

それには様々な効果があるとされていますが…

どんな時でも笑顔でいることで、表情筋の働きを脳が感知してポジティブな思考になりやすいのです。
(アメリカの心理学者トムキンス氏が発表した「顔面フィードバック仮説」)

失敗してヘラヘラするな~って僕は選手に言っていました。

きっとそれは「今の現状を笑って誤魔化すな!」っとことを狙っていましたが、

それを言うことで選手たちの表情がくもり、ポジティブな思考になることを妨げていたと思うと…

すごくもったいないことをしていたんだなって反省しかありません。

どんな状況においても、笑顔のもたらす効果を心がけていきましょう!

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477.サガリバナって知ってる!?

こんにちは。

谷田部です。

一夜限り咲く花をご存知ですか?

サガリバナっていう花です。

その名の通り、枝から垂れ下がった花で奄美地方や沖縄地方で見ることができます。

花が一夜しか咲かないことから「幻の花」とも呼ばれるそうです!
サガリバナの見頃は、梅雨明けの初夏、日が落ちるころに咲き、夜明けごろにはほとんどが散ってしまう儚い花です。

夏の花火大会のように一瞬で消え去ってしまうようなサガリバナの花言葉は、「幸福が訪れる」

一夜限定だからこそ貴重だし、その瞬間の美しさや儚さが見る人の心を打つのでしょう!

さて、先延ばしにする癖ありませんか?

僕はめちゃくちゃあります。!

相当な面倒くさがりで…仕事でもちょっと「難しいな…できるかな…」思ったことは、ほとんど先延ばししてました、、、

明日やればいい…

明日連絡すればいい…

明日会えばいいや…

それを許し始めるとどんどん先延ばしループにはまっていきます笑

僕は先延ばしループにハマらないように注意していることが…

「それをやることの何がいいの?」って質問を自分に投げかけています。

たとえば、
ある講座の中で宿題が出されたときに…

人の評価を気にしちゃう僕は、正しい解答を探して…なかなか行動できないときがあるんです、、、

また明日でいいや~

今日は考えたからいいや~

でも、そんなときに「それをやることの何がいいの?」って自分に問いかけてみたときに…

「やってみたら気づきがある!」

気づきって自分の中にあって忘れていたことなんです。

忘れていたことを思い出せると、そのときの感情も蘇ってきて気持ちがそのときに戻ったりすることがあります。

そんな感覚が病みつきになり、僕はその質問を自分に投げかけるようにしています。

僕たちの人生はサガリバナのように一瞬ではありませんが、
そうであるからこそ、先延ばししてしまうこともあるかもしれません…

その瞬間、瞬間で起こること、訪れることは…

もしかするとベストタイミングかもしれません!

つまりチャンスです!

そのチャンスを活かすか、無駄にするかは、あなた次第です!

それをやることの何がいいの?

今日のあなたは、どんな花を咲かせるのでしょうか?

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476.今季初公式戦を終えて

こんにちは。

谷田部です。

小学生のサッカークラブでのお話。

今季初の6年生の公式戦がありました。

コロナ禍、緊急事態宣言の発令などで
延期に延期を重ね、やっと初戦を迎えることができました。

しかも、気温が30度を越える猛暑日…

子供達は、本当に楽しみにしていたようで、
試合会場に集合しただけで楽しそうでした!

その日は、2試合を予定していて、
かなり厳しい状況でしたが、
みんなの頑張りの甲斐あって2戦2勝で終えることができました。

ふと感じたことがあって…

僕たち指導者は、いつも選手たちをベンチからしか見ることができません。

2試合目の終了のホイッスルが聞こえた瞬間…

コートの中の選手たちは、すごく疲れた表情の中に勝った安堵感を見せ、

ベンチでは「やったー!!!」と選手が全員ハイタッチやガッツポーズ!

当たり前の光景といえば、そうなんですが…

「勝つ」ことって当たり前じゃないな、、、

「試合ができる」って当たり前じゃないな、、、

毎年毎年、同じような時期に公式戦があって

いつの間にか試合ができることに慣れて、

それが当たり前になっていきました。

そうなると…これは仕方ないことかもしれませんが…

勝つことに対する満足感

良いプレーができたときの喜び

勝利の瞬間のチームの歓喜

など…は薄れていきます。

それらができないときを経験しているからこそ…

今回は選手も僕たち指導者も喜びは一入でした!

試合自体が全く別なものに変わったわけではありません。

ルールが面白いものに変わったわけでもありません。

変わったのは、試合やルールではなく、僕たちの捉え方(解釈ともいえます)です。

僕たちは生きる中で、思い込みで人や物事を判断してしまうことがほとんどです!

チームの勝利をチーム全員で共有できること!

サッカーの試合ができることって本当は素晴らしいこと!

思い込みの力はプラスにもマイナスにも両面で働きます!

どうせなら…プラスの方に思い込みを使ってみませんか?

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473.守に立ち返る!

こんにちは。

谷田部です。

僕が28歳を前にした頃…

ある小学生チームの6年生を担当していました。

全国大会につながる東京都大会の予備予選を戦っていた時

相手は同じ市内のチーム、お互いのことはよく分かっている同士のチーム。

試合は、公式戦という独特の雰囲気の中、自分たちのペースで試合をさせてもらえない状況でした。

いつもの戦い方を変えてくる相手に対して、僕はいつもの戦い方しか策を見出せず…

チームを敗戦に導いてしまいました。

その後、チームの監督から強制的に

「このチームは今後、俺が担当するから!」と担当交代を言い渡され…

なんとか食い下がりましたが…決定は覆らず担当交代になりました。

その当時は、その監督が言っていたことが1ミリも理解できなかったと思います。

どうせ、俺が気に入らないからだろ!

自分のやり方じゃなきゃ納得できないからだろ!

そんな気持ちでいました。

しかし、その後そのチームにアシスタントという立場で関わり続けると…

各選手一人一人の見え方が変わってきました。

監督という立場で選手を見ることとアシスタントの立場では選手の見方や見え方が変わってくることに気づいたのです。

あの選手、こんなプレーができるようになっているな!

あの選手、パスを本当に丁寧に出していたんだな!

あの選手、このポジションの方が活きるな!

そうやって立場で見え方が変わることを学んだ僕は、アシスタントで自分にできることを精一杯やることに努めました。

すると…卒業する頃には素晴らしい試合をするチームに変貌していたのでした。

さて、守破離という言葉をご存知でしょうか?

それは、人の成長段階を表し、武道などで用いられた言葉です。

『守』は、基本

『破』は、応用

『離』は、独自性

その当時、僕はこの言葉を知りませんでした…

当時の監督が知っていたかも分かりませんが…

結果として、僕は基本に立ち返り、もう一度コーチの在り方に触れる機会をいただいたのでした。

そうすることで、立場によって選手の見え方が変わってくるという気づきを得て、今のサッカー指導に活かしているのです。

活躍している人…

尊敬できる人…

結果を残している人って…

すごくキラキラ輝いて見えます!

でも、最初からそうだったかというと違うのは分かりますよね。

そんな人たちにもきっと下積み時代や苦しい時代があったはずです。

そんな中でも、先人や先輩達の行動や教えを『守』の実践をされたからこそ成功があると思うんです!

もしあなたが何か迷っているときであれば…

もしあなたが方向性を見失っているのであれば…

一度、『守』に立ち返って見ませんか!?

その経験は、あなたにとってきっと意味のある決断だと信じています!

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465.体育教官室の思い出

こんにちは。

谷田部です。

サッカーをしているとホーム&アウエーってよく耳にします。

自分たちが活動しているグランドで試合をすることをホームゲーム。

相手の活動しているグランドに試合に行くことをアウエーゲーム。

また、ユニフォームも然り、

チームカラーを全面に出したものが、ホーム用ユニフォーム。

ホーム用と別の色で作られたものが、アウエー用ユニフォーム。

あまり育成年代では、そこまで影響はありませんが…

これが代表戦や各国トップレベルクラブの試合になると大きく影響するのが、ホーム&アウエー方式の試合です。

欧州チャンピオンズリーグとか…

アジアチャンピオンズリーグとか…

ホームゲームでは、もちろん自分たちを応援するサポーターがスタジアムの大半を占めて
選手たちは自分が応援されていることを認識しながら、心の安心感を保ちながら試合することができます。

サッカー日本代表戦なんかをイメージすると分かりやすいです。

一方、アウエーでは人種・宗教・生活様式など全く違った国で試合をすることになると…
今までの常識や習慣が通用しないことも…

サッカー日本代表のエピソードでは、中東の国に試合に行ったとき、
練習会場のグランドに無数の釘がばら撒かれて練習ができない状況だったことがあったくらいです。

そのくらいホームとアウエーでは、すべての環境や置かれる立場が全く異なってしまいます。

さて、スポーツに限らず、ホーム&アウエーは人間関係にも大きく影響します。

これは何を話すかではなく、『どこで話すか』ということです。

たとえば、

コーチが選手のあるプレーに対して気になったときに、

「◯◯◯、ちょっとこっちに来い!」と呼びつけると

選手はどんな印象を持つと思いますか?

あなたが学生時代、部活などで同じようなことがなかったですか?

職員室に呼ばれたり、体育教官室に呼ばれたり、

僕が思い出すのは、決まって…

高校時代、サッカー部の監督に体育教官室に来いと呼ばれた時です…

すぐに頭に浮かぶのが…(何か悪いことしちゃったかな…)

つまり、呼びつけられた時点で、

怒られるかもしれないという感情が働き、緊張しているんです、、、

緊張すると、自分の気持ちは素直に話せません。

さらに相手(先生やコーチ)のアドバイスを指摘や批判と捉えてしまう傾向にもあります。

すると選手は、いち早くその場から立ち去りたい!逃げたい!と無意識的に感じてしまうのです。

それでは、せっかくのコミュニケーションの場が、全く機能しないまま過ぎ去ることになり、、、

先生やコーチはそう思っていなかったとしても、呼びつけられた側は「怒られる!」と思っている可能性が高いです。

何かを伝える立場にあるあなたは、より効果的で効率的にコミュニケーションを図ることが求められます。

だからこそ、相手のホームに出向き、相手の安心安全が確保された状態を創り出すことが大切です。

あなたの影響力は、空間作りが第一歩と言っても過言ではないのです。

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