こんにちは。
谷田部です。
僕が28歳を前にした頃…
ある小学生チームの6年生を担当していました。
全国大会につながる東京都大会の予備予選を戦っていた時
相手は同じ市内のチーム、お互いのことはよく分かっている同士のチーム。
試合は、公式戦という独特の雰囲気の中、自分たちのペースで試合をさせてもらえない状況でした。
いつもの戦い方を変えてくる相手に対して、僕はいつもの戦い方しか策を見出せず…
チームを敗戦に導いてしまいました。
その後、チームの監督から強制的に
「このチームは今後、俺が担当するから!」と担当交代を言い渡され…
なんとか食い下がりましたが…決定は覆らず担当交代になりました。
その当時は、その監督が言っていたことが1ミリも理解できなかったと思います。
どうせ、俺が気に入らないからだろ!
自分のやり方じゃなきゃ納得できないからだろ!
そんな気持ちでいました。
しかし、その後そのチームにアシスタントという立場で関わり続けると…
各選手一人一人の見え方が変わってきました。
監督という立場で選手を見ることとアシスタントの立場では選手の見方や見え方が変わってくることに気づいたのです。
あの選手、こんなプレーができるようになっているな!
あの選手、パスを本当に丁寧に出していたんだな!
あの選手、このポジションの方が活きるな!
そうやって立場で見え方が変わることを学んだ僕は、アシスタントで自分にできることを精一杯やることに努めました。
すると…卒業する頃には素晴らしい試合をするチームに変貌していたのでした。
さて、守破離という言葉をご存知でしょうか?
それは、人の成長段階を表し、武道などで用いられた言葉です。
『守』は、基本
『破』は、応用
『離』は、独自性
その当時、僕はこの言葉を知りませんでした…
当時の監督が知っていたかも分かりませんが…
結果として、僕は基本に立ち返り、もう一度コーチの在り方に触れる機会をいただいたのでした。
そうすることで、立場によって選手の見え方が変わってくるという気づきを得て、今のサッカー指導に活かしているのです。
活躍している人…
尊敬できる人…
結果を残している人って…
すごくキラキラ輝いて見えます!
でも、最初からそうだったかというと違うのは分かりますよね。
そんな人たちにもきっと下積み時代や苦しい時代があったはずです。
そんな中でも、先人や先輩達の行動や教えを『守』の実践をされたからこそ成功があると思うんです!
もしあなたが何か迷っているときであれば…
もしあなたが方向性を見失っているのであれば…
一度、『守』に立ち返って見ませんか!?
その経験は、あなたにとってきっと意味のある決断だと信じています!
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