507.選手の取り分

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こんにちは。

谷田部です。

食材を買い出しをするときに必ずチェックするものがあります。

品質と価格です。

お水を買うとき、2?のペットボトル6本セットのやつ…

近所のコープでは、450円
車でちょっと行ったドラッグストアでは、399円

なので、お水を買うときはドラッグストアに行きます。

京セラの創業者でもある稲盛和夫氏はこう言います。

「商品を決めるには、まずお客様が喜んでくれる値段を知らなくてはいけません。

 そのためには、お客様が何を考えているのかをじっくり知る必要があります」

企業として利益を追求することは大切ですが、販売側だけが得をするだけでは指示を得られません。

さて、相手が喜ぶ取り分を用意しておくことは大切です。

指導者をしていると自分の采配で試合に勝つことを考えます。

試合の流れを読み、交代メンバーを構成したり、戦術を変えたり、

あの手この手を使って勝利を引き寄せるように働きかけます。

でも、それで勝ったとしても、それを全部指導者が持っていってはいけません。

なぜなら、その采配を実行した選手がいるからです。

もちろん采配は大切だし重要ですが、

ある選手の良いプレーを支える働きだったり、

相手を引きつける苦しいランニングだったり、

ピンチを凌ぐための体を張った守備だったり、

そんな選手たちのプレーの上に勝利があることを知らなければいけません。

「選手たちがよく戦ってくれた!この勝利はを掴み取った選手たちを誇りに思う」

「選手たちは日頃から最高の準備をしてくれている!この結果は必然だったんだ」

監督の記者会見シーンなどで話されている言葉です。

稲盛さんの言葉をお借りするならば…

「勝利を勝ち取るには、まず選手が喜んでくれる言葉を知らなくてはいけません。

 そのためには、選手が何を考えているのかをじっくり知る必要があります」

まず選手を喜ばせることが大切です!

指導者は選手を喜ばせる努力をしたいものです。

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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