60.ダメ出しは意欲の産物

育成年代サッカー指導において子供たちの感情を揺さぶりサッカーを主体的に行動・プレーする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わえるような環境を提供するサッカーコーチ谷田部です!皆さんからはヤタさんと呼ばれています!

もし、あなたがオフィスに入った時写真のような光景が飛び込んできたらなんておっしゃいますか?

あなたが上司だったら「みんな何ふざけているんだ!?」

あなたが同僚だったら「何してるの!?何かの儀式!?」

あなたが新入社員だったら「おはようございます。僕も被ります!」

全く何事もなかったように席に座り仕事を始める人は2万%いません笑

何が言いたいかというと人間は相違点を探すようにできているんです。大昔人間の祖先はこの機能があったから生き延びてこれたんです。この機能がなければもう死んでいて今の僕たちの存在はありません。大昔は生存欲求や安全欲求が満たされることはありませんでした。だからこそちょっとした変化や違いに気付くセンサーが磨かれた種族が生き延びたのです。

そんなふうに考えるとダメ出しは祖先の産物でもあると言えますね。。。

でもダメ出しを続けるとどうなりますか?結果は分かりますね!?

でも、こんな捉え方はどうですか・・・ダメ出しをするってことはもっと良くなれる、もっとできる、こんなはずじゃないって思ってるってことでしょ?

だから、ダメ出しの言葉が浮かんだ時に深呼吸して、もっと良くなるために自分ができることは何だろう?って心のしつもんしてみてください。

全くダメ出ししない人なんていません。でも減らせることができれば見える景色も変わってきますよ!

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59.「意識する」って何!?

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試合に勝つために必要なものはなんですか?

闘争心・努力・技術・戦術・洞察力・・・100人いれば答えはたくさん出てくると思います。

僕は「ゴール」を奪える選手だと思います。もちろん他にもありますが!

FWの選手は責任のあるポジションだと思います。チームを勝利に導く仕事をしているからです。もちろん毎回得点を奪えるわけではないです。調子が良い時悪いときあります。だから練習するんですね!

調子が良くない時って一生懸命に練習します。その時のあるあるで

「もっと意識して練習します!」

って選手たちは口にします。

では、「意識する」って具体的にどんなことをするのですか?

たとえば、「食べる」って動詞です。食べることを具体的に表現すると「お箸を使って食べ物を口に運ぶ」という動作になります。

「意識する」ではどうですか?皆さんも考えてみてください。動作化してみてください。

僕は「紙に書いたものを毎日見る!」という答えに至りました。回答は人それぞれでいいと思います。ぜひ教えて欲しいです。

前回の目標設定のところで期限を決めて理想の状態を追っていくことが実現に近づくと書きました。その目標を紙に書いて毎日見れるところに貼ってみたらどうですか?毎日見ることで理想の状態を毎日イメージすることができたら理想が実現しそうじゃないですか!?

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56.結構言ってませんか!?

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「そんなことしちゃダメでしょ!?」

「そんな高いところ落ちるから登らないで!」

「梅干しなんて想像しちゃいけません!」

「ミスしないように気をつけよう!」

これらは結構使ってしまうフレーズではないでしょうか?

お子様や生徒を指導している時、何気なく使ってしまうフレーズがまた同じ現象を引き起こしてしまう可能性があるんです!

ここでも脳の素敵な仕組みが存在しているんです。脳は否定形を理解するために否定された内容や行動をイメージしてしまうんですね。それからそれをやってはいけないんだと理解してしまうのです。だから、「梅干しなんんて想像してはいけません!」と言われると頭には酸っぱい梅干しが出てきてしまうのではないでしょうか?もっと言ったら口の中に唾液がたくさん出てきてしまっているのではないでしょうか?

先生から「遅刻するなよ!」って言われたなら返事は「はい!」とするが脳内では「遅刻」のイメージが出来上がり、学校に向かって全力疾走し、「あぁ、また先生に怒られる。。。」なんて想像しながら走る自分の姿をイメージしてしまうのです。イメージの力は結構強烈で実現しようと暗示にかかった状態にもなってしまうとも言われています。

では、どうすれば良いでしょうか?

「そんなことしちゃダメでしょ!?」→「〇〇(望む行動)をして欲しいな!」

「そんな高いところ落ちるから登らないで!」→「危ないから降りてきて!」

「梅干しなんて想像しちゃいけません!」→「〇〇(想像して欲しいもの)を想像して!」

「ミスしないように気をつけよう!」→「チャレンジしよう!」他にも良い言い方があるはずだな。。。皆さんのアイディア教えて欲しいです!

意外とやって欲しくないことを注意していてもその行動を促してしまっていたのです。普段の生活からできるちょこっとコーチングです!

ぜひお試しください。

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55.脳の素敵な仕組みとは?

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承認とは、他者承認→自己承認という二段階で満たされていきます。それでは、なかなか人にまで承認できない・人に承認している余裕がないって人もいるはずです。

そんな方にオススメです!

人間の脳はそんな悩みを解決してくれる素敵な仕組みになっています!

つまり「脳は主語が理解できないんです!」

「はっ!?」って思ったあなた!大丈夫ですよ!

人間は人から承認されるとドーパミンという物質が脳内で大量に分泌されます。それは「やる気の素」と言うとわかりやすいと思います。ドーパミンが大量に分泌されるとやる気になり行動を起こしやすくなったり、また夢中で何かをやってしまうことに繋がるんです。

承認欲求が満たされるには承認のバケツから水が溢れる必要があります。承認のバケツに他者からの承認の水をちょっとづつ注ぐだけでは、なかなか溢れるまでは時間がかかりそうですね!では、どうすればいいか!?もうお分かりですね!

自分です!

「ありがとう!」「素晴らしいね!」などポジティブな声はドーパミンを分泌させるんです。それは相手から言われた時も自分から言った時も両方で起こるんです!

たとえ他者から承認が少なくても自分からポジティブな声を自ら発していると脳は勘違いしてドーパミンを大量に分泌します。

「今日、ありがとうと言えることはどんなことですか?」

「あなたの周りで当たり前だと思っていた幸せは何ですか?」

「些細なことにもありがとうと言ってみませんか?」

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54.承認のバケツ!

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あなたは「自分のこと大好き!!!!!!」って言えますか?

なかなか言えな人が多いのではないでしょうか?言えなかったからダメではないですよ!僕も言えません笑

今回は承認のお話しです。

YouTuberの鴨頭嘉人さんは素晴らしいことを仰っていまいした!

「人間は生まれながらにバケツを持って生まれているんですよ。どんなバケツかというと承認のバケツです。このバケツがいっぱいになると自己実現(自信に満ち溢れて自分のやりたいことを明確にできる、自信に満ち溢れて自分が望んだ目標に進んでいけるようになる)に進んでいく!」

マズローの欲求5段解説のお話はこのブログでも触れてきました。現在の日本では生存や安全、社会的欲求は大体の人は満たされている状態にあります。その次の欲求の段階が承認です。

承認は、他者承認→自己承認という2段階で満たされていきます。他者承認を得ることで自分に自信が持てるようになっていきます。

僕は指導の現場で選手に対して

「ナイスチャレンジだ!」

「この部分は失敗しちゃったけど、あの部分は前よりも良くなっているよね!」

などある期間かけて声かけしていきます!

でも、選手は自信がありませんと言います。僕は分からなくなります。承認すれば自信がついてくるんじゃないのか!?この子はこういう性格なのか!?

そう言った疑問が出てくると承認の回数が減ってきてしまいました。

その子はどうなりますか?

きっと自信をつけられないままですね!

承認のバケツには法則があったんです。

それは、バケツがいっぱいになって溢れ出てくるほどにならないと自信が出てこないのです!さらに人それぞれのバケツに承認という水がどのくらい入っているかは分からないのです。半分なのか!?8分目なのか!?分からないんです。共通していることは半分でも8分目でも自信はつきません。溢れ出てこないと自分に自信を持てないんです。

だから、単純に僕は足りなかったんです。もっともっと可能性を信じて叱咤激励していれば良かったんです。

あなたのお子さん、指導している選手はどうですか?まずはバケツの存在を感じてみませんか?

明日も承認の加速する方法をお伝えします。

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52.僕は成長してるの?問題

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今回は「成長」についてです。

サッカーを始めた子たちはみるみるうちに上手くなります!あるとき練習しても上手くいかない時期が必ずきます。

そんな時は練習量が足りないからだと思えば練習します。イメージが足りないからだと思えばサッカーの試合を見てイメージを膨らませます。自主練もします。朝練もします。

でも、上手くいかない時ないですか?

保護者の皆さんもそんなお子様に「ちゃんと練習してるの?」「コーチの話聞いてるの?」「真剣にやってるの?」そんな風に言ってしまっていることはないですか?

これはお子さんも保護者の方も成長について誤ったイメージがあります。成長の曲線を上記の図の黒線が右ななめ上に伸びているイメージで考えているからです。練習したら上手くなるって思い込んでいると、またその思い込みが強すぎると上手くいかなくなったときに挫折してしまいます。

成長はずっと右肩上がりではないのです!

では上記の図の赤線かと言うとそうでもないのです!

これです!

水色の線のように成長曲線は進んでいくのです!一回上がると一定期間横ばいになるんですね!そこが上手くいかない時期なんです。図で言うと赤丸のところです。これをプラトーと言います。この期間は成長感を感じづらくなります。もっと言うと後退感さえも感じます。

ドラクエやったことありますか?レベル上げに苦労しませんでしたか?

でも頑張れちゃんうんですよね!?なぜなら街の教会で牧師に話しかけると「あなたはあと◯◯の経験値でレベルが上がります!」って教えてくれるから!レベルが上がってくると次のレベルに上がるまでもたくさんの経験値を得ないといけません。だからはぐれメタルとキングメタルを倒してと・・・脱線しました笑

何が言いたいかと言うと現実では、あとどのくらい経験値をためればレベルが上がるのかは分からないんです。プラトーの間にやめてしまってはもったいないのです!もしかすると明日レベルが上がるかもしれないですよ!

だからこそ成長曲線とプラトーの存在を理解しておくとストレスは減らせますよ。選手であればレベルアップを信じて今できることに取り組んでいくことができます。保護者の方は声かけが変わってくるはずです。レベルアップは先にあるのなら「今何ができるかな?」「レベルが上がったらどんなことができているかな?」「3年後この状況を思い返したときにどんな気持ちになるかな?」など視点を変えてしつもんするとより子供達の”わくわく”を引き出し行動しやすくなります!

51.安心感を築いていくには!

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今回は、安心感を築いていくためにはというテーマです。

初対面の人と話すときに緊張しますよね!?

僕はとても緊張します。僕の緊張が相手に伝わり相手はもっと緊張しているかもしれません。そんな時は警戒心が働きなかなか会話が弾みません。

そんなときに有効なのが、さり気なく相手のしぐさや静止しているときの手の位置、呼吸のスピードなどを鏡のように合わせていくことです。

「ミラーリング」と言います。相手と無意識化で繋がることに有効なので大袈裟であったり、わかりやすいものであると返って反感を買ってしまうかも笑

練習会場に子供達が元気にやってきます。みんな元気よく

「おはようございます!」

と挨拶してきます!そんな中一人の選手が体調が良くないのか

「おはようございます。。。」と暗そうな声で挨拶してきたとき

「おはよう!◯◯くん、元気ないな!?大丈夫か!?」

とコーチが肩をガシガシ叩きながら挨拶してきたらどうでしょうか?

結構うっとおしいと思いませんか?笑 そんなときは同じような声のトーン・リズム・テンポ・ボリュームに合わせてあげるちいいです!

「マッチング」と言います。話し方を合わせることでこれも無意識的に相手の話を聴いていますよ。ということが伝わります。

幼児や小学校低学年を指導していると練習途中でケンカが始まったりします。やられた方は泣いています。

「◯◯ちゃんが横入りしてきたから注意したら叩かれた!」とコーチに言いにきました。

「そうか!そうなんだ!じゃ注意しておくよ!」とコーチは言います!

その子供は練習に戻らずまたコーチに

「コーチ!〇〇ちゃんが横入りしてきたから注意したら叩かれた!」

コーチは

「分かったよ!」

もうお分かりですね!この後もこのやりとりが何回も続くことに・・・

最後には

「もう!うるさい!」

と怒られてしまうこともありますね!悲

なぜ!?何回も子供はコーチに言ってきたのでしょうか!?横入りしてきた子を叱って欲しかった!?問題を解決して欲しかった!?

いや違いますね!話を聴いて欲しかっただけなんです!

だからそんな時は

「〇〇ちゃんが横入りしてきたから叩かれちゃったんだね。痛かったね。」

おそらくそれだけで子供は練習に戻っていくでしょう!?痛かった自分の気持ちに共感してもらえると納得するんですね!

そこでまだ戻らなそうなら

「どうしたの?」

「どうしたい?」

その子の意思を聴いてどうしたいかを聴いてあげることで納得するのでないでしょうか!?これを「バックトラッキング」と言います。

「しっかり聴く」って簡単なようですが相手は意外にこの人話聴いてないなと思っているかもしれません。僕も日頃から気をつけていきます!

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50.「聴く」と「聞く」の違い

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あなたは人の話をよく聞いていますか?聴いていますか?

僕はいつも妻に「全然話を聞いてない!」と叱られます。僕なりに妻の話を聞いて解決策などを頭で考えながら聞いているつもりなんですが、全然聞いていないという評価を受けてしまいます。

「聞く」ことを「聴く」と書くことがあります。「聴く」の漢字は特別な意味があるように感じられますが、「聞く」との違いはどこにあるのでしょうか?「聞く」と「聴く」の意味のそれぞれの違いを理解し、コミュニケーションに重要な聞く力のポイントがあります。

「聞く」とは「音や声が耳に入る・その内容を知る」

「聞く」とは、音や声が耳に入る、またはその内容を知るという意味です。音が自然に耳に入ってくることを「音楽を聞く」など、内容を知ろうと耳に入れることを「話を聞く」、さまざまな状況において使われます。

さらに、「事情を聞く」といったように「質問する・問う」という意味で「聞く」が使われたり、「親の言うことを聞く」というように「相手の意見や忠告を受け入れて従う」という意味でも使われます。

「聴く」とは「理解しようと進んで耳を傾ける」という意味

「聴く」は、ある一定の状況において使われる漢字です。積極的に理解しようとしたり、味わおうという気持ちを持って、音や声に進んで耳を傾けるという態度を表現しています。

ということは、僕は妻の話を積極的に理解しようという気持ちで聞いていなかったことになります。これでは叱られますね!

あなたはお子さんの話を聞いていますか?聴いていますか?

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49.褒めることが難しければ◯◯

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前回は行動を起こすことができないことから行動を促すためにはという内容で使わない方がいいフレーズをお伝えしました。サッカーの場面でも未知のことに対して行動をするってかなりのパワーが要りますよね!?

そこで行動を起こしたのにうまくいかなかったり、失敗してしまったりするとやっぱり自分はダメなんだと思い込んでしまうことがあります。

うまくいかなくても失敗しても行動を起こしたという事実は変わりません。そんな時子供達にまた行動したい、またチャレンジすればいいんだと感じてもらえるかが大切です。

サッカーに関わらずトライ&エラーは日常生活でも仕事の場面でも大人子供関係なく起こります。エラーをいけないことと捉えていると次の行動やチャレンジがしんどくなりますよね。特に日本人の特徴では結果をネガティブに捉えること多いと感じます。僕もです笑(今まで何回自分はクズだなって思ったことか笑)

そこで大切になってくるのが「承認」です。

褒めてあげればいいのかと思う方もいるかと思いますが、褒めるには行動が成功した時、チャレンジしたことで成果が上がった時にしかできないんです。失敗の回数が多いサッカーでは褒める回数が極端に減ってしまいます。

だからこそ承認なんです。

もし練習に来た子供が寝癖がついていたら 「今日も寝癖ついてるね!」

もし真っ赤な服を着てきていたら 「今日は真っ赤な服だね!」

もしチャレンジしたけど失敗しちゃったら 「ナイスチャレンジだね!」

もし順番待ちの時に横入りされて泣いていたら 「横入りされちゃったんだね!」

これらは褒めてはいないですよね。その事実を伝えているので子供達は無意識に自分を見てくれているんだと感じます。

子供達は褒めてほしいわけではなく認めてほしい、見ていてほしいんです。

これも一撃必殺ではないので日々の積み重ねが必要になります。ぜひ一緒に取り組みましょう!

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48.○○○?は言い訳さがし

子供たちの感情を揺さぶりサッカーを主体的にプレーする土台を作りプレーする楽しさを存分に味わえるような環境を提供する育成年代サッカーコーチ谷田部です!

皆さんからはヤタさんと呼ばれています!

今回の新型コロナウイルスの影響で全国の小中高校の休校で子供達が一斉休校になり 子供達が学校以外の時間をどのように過ごすかが保護者の方々の悩みの種ではないでしょうか?

ゲームばかりやってしまったり、課題をやらなかったり、やりたいことが見つからなかったり、なかなか行動を起こせなかったりします!

その時に言いがちなことが

「なんで?」

ではないでしょうか?

「何でゲームばかりするの?」

「何で課題をやらないの?」

「何でやりたいことがないの?」

実はこのフレーズは問題の解決にはなりません。原因追求になってしまうので言い訳を探すことになってしまうのです。また、無意識的に相手を否定する言葉になってしまうので言われた方はいい気持ちがしません。行動してほしいから聞いているはずなのに行動を起こさせることからかけ離れてしまう、もっと言うと信頼関係も壊れてしまうかもしれません。

そんな時はきっかけを質問してあげたらどうでしょうか?

「課題とゲームを両立できたら1ヶ月後どうなっているかな?」

「誰か課題の進め方が上手な友達にやり方を聞いてみたら?」

「自分が一番楽しいと思うことは何かある?」

これは参考例ですが、「何で?」を使っている時は今に目が向いています。参考例は視点を変えることに意識が向いています。今行動できないことに向かい続けても行動することが大変なので行動したとしてもとても大きなエネルギーが必要になるので長続きしません。

注意してほしいとこは、こういった質問は一撃必殺ではありません。日々の積み重ねがとても重要です。子供達が自分でこうなりたい、こうなりたくないと考えることで自分の中から行動を起こす習慣を身につけてほしいです。

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