6.欲求のピラミッドとは?

クラッキ やる気

人間が行動を起こすには5つの欲求を満たすことが必要だと前回お伝えしました。

今回はその5つの欲求についてです。五段のピラミッドを想像していただけると分かりやすいです。一番下の段から生存欲求・安全欲求・社会的欲求・承認欲求・実現欲求というように五段のピラミッドになっています。

人間は下の段からこの欲求を満たすことでそのピラミッドを登っています!下を飛ばして上には進めなくはないですが、下が安定していない状態ではある時バランスを崩してしまい行動できなくなってしまうことになります。

生存欲求・・・生きていきたい・命を続けたい・ご飯を食べる・睡眠・排泄・子孫を残したい

安全欲求・・・同じことを繰り返していきたい・身の安全、心の安全を感じたい

社会的欲求・・・承認(群れの)欲求とも言われています。人と繋がりたい・仲間を作りたい

承認欲求・・・仲間に認められたい・仲間を認めたい・褒められたい

実現欲求・・・〇〇やってみたい・新しいことをやってみたい

生存 → 安全 → 社会的 → 承認 → 実現という順番で欲求が満たされていくと行動したい状態になります。

5.主体的にプレーするために②

クラッキ ゲームの様子

子供達が主体的に問題解決できるようになるためのポイント2つ目です。

「行動を起こしやすいサイクルを回している』というポイントです。

これは階段を一段づつ上がるように進んでいかなければいけません。決して一段飛ばしや二段飛ばしはできません!

子供達だけでなく人間には、生まれ持った気質とその後の環境により人格が形成され、欲求と考え方や行動(反応)の習慣によってその人のあり方が決まってきます。これは目に見えないだけでなく自分でも気づかない場合があります。

いつもコーチのお話をじっとして聞いていない、他人の前で失敗をしたくないから小さな嘘をついたりする、常に不満が全身で表現されているなどお子さんに「なんで?」と感じた経験はないでしょうか?これは気質と行動科学からきています。その行動の裏側に隠れている子供達の感情は実はシンプルです。

行動を起こしやすいとは子供達が新しいことに挑戦したい!やってみたい!という意思の現れなんです。その意思を抱くまでには5つのハードル(欲求)があります。ピラミッドを想像すると分かりやすいです。ピラミッドが5つの階層に分かれています。一番下の階の欲求を満たすことで次の欲求に進むことができます。いきなり頂上にはいけません。一段飛ばしもできません。

そのピラミッドについてはまたお伝えします。

4.主体的にプレーするために①

クラッキ

サッカースクール クラッキでは、子供達が主体的に問題解決できるようになるために3つのポイントで指導にあたっています。

今回はその1つ目についてお伝えします。

「フットサル」を採用しています。

サッカーとフットサルを比べるとメリットが2つあると考えています。1つは、サッカーとフットサルでは1分間でのボールとのコンタクト回数がサッカーの6倍もあります!狭いコートに5人づつで別れて1つのボールを奪い合うためボールとのコンタクト回数に雲泥の差があります。

もう1つは、狭いスペースの中でプレーが進んでいくため相手選手がサッカーよりも至近距離にいて迫ってきます。その速い展開の中で状況を認知し、自分のプレーを決断し、止める、蹴る、運ぶという技術を発揮しなければいけません。その認知・判断・実行というサイクルが常に休むことなく自分に求められる環境に身を置くことで成長に繋がります。

上記の2つのメリットは、サッカーの場面でも十分に活かすことができます!子供達が主体的に問題解決するためにはフットサルは最適だと考えています。

3.行動したくて仕方がない状態

クラッキ

サッカースクールクラッキでは、子供達が主体的になり問題解決できるようになります。

サッカーには自分で状況を把握し、プレーを決断することが求められます。答えはたくさんある中からよりゴールに結びつけるために確率の高いものを選ぶ必要があります。それは、子供達がこれから社会の中で生きていくために常について回ることだとも考えています。

サッカースクールの中の一場面で

「コーチ、トイレ行ってきていいですか?」

こんなしつもんを受けることがあります。

普段の生活の中で家にいるときトイレに行く動作の許可をとりますか?答えを教えてもらうことが日常になってしまうと答えがないと動けなくなってしまいます。

サッカーの場面ではコーチから指示を待ってプレーしていては指示を聞いている間にそのプレーは終わっていると思います。子供達をそんな状態にはしたくないと考えています。

クラッキに通うことで子供達が安心して安全にプレーし(これは環境が安全もありますが、自ら考えることに対しても安心安全を提供しています)一緒にプレーする仲間を作り、その仲間達の一員として自分を認め、仲間を認めることで自分は「こうしたい!」「チャレンジしたい!」という行動したくて仕方がない状態になります!

その状態になるためにクラッキでは3つのことを重点に指導しています。それは次回お話しします。

2.クラッキとは?

「Craque」(クラッキ)とは?

ポルトガル語で「名手」という意味です!

イメージでは、チームにおける攻撃の中心選手やメッシやネイマールのようなテクニックがあり試合を決めることができ、自分のやりたいことを体現できる選手を想像しがちですが、この「Craque」(クラッキ)という言葉には幅広い意味合いが込められており、決してうまい・下手では語ることができない言葉です。

幅広い意味合いとは、現代のサッカー選手には攻撃の選手だけでなく守備におけるクラッキもフリーキックが得意なキックのクラッキも様々なクラッキが存在します。

私はそれは自分の強みだと考えています!これは誰にも負けない!これが自分だ!そんな自分の強みを持つことや見つけることをこのサッカースクールクラッキでは実践していきます!

「あなたは自分の強みがありますか?自分の強みを知っていますか?」

1.私はこんなコーチです!

私は、サッカースクールクラッキの代表 谷田部貴寛と申します。

この度ブログを始めます!情報発信する中でたくさんの方々との出会いや共感してもらえる部分があればとても嬉しいです。

このブログでは、サッカーの上達だけでなく子供達が主体的に自分で問題解決できるための考え方、人としてのあり方や大人の関わり方について発信します!

そんな情報発信をする私はこんなコーチです!

私は、育成年代(キッズ〜小学生〜中学生)のサッカー現場において子供達の感情を揺さぶり行動を起こさせサッカーをもっと好きになる土台を作り誰からもこの人からサッカーを教えて欲しいと言われるよう日々活動するサッカーコーチです!