ミスの8割は知覚と判断が原因だとお伝えしました。
逆を言えば実行のミスは2割です。正しい知覚と判断を基にプレーしていなければ実行は成功しにくくなります。
目に見えるミスだけを追ってしまうとミスの根本が見えないことがあります。
では、知覚と判断を鍛えていくためにどうすればいいのか?という部分です。
サッカーでは「見る」基準があります。
サッカーには3つの状況があります!それぞれで見るものが変わってくるのです。
①自分がボールを持っていないとき
②自分にボールが転がってきているとき
③自分がボールを持っているとき
サッカーをやっていて見なければいけないものはなんでしょうか?
ボール・相手・味方・ゴール・スペース・他にはありますか?
では、3つの状況に見るものを当てはめていきましょう!
①ボールを持っていないとき・・・・相手、味方、スペース
②自分にボールが転がっているとき・・・・相手
③自分がボールを持っているとき・・・・最も優位な味方
ボールとゴールは見なくていいのか?となりますよね。そこで重要なのが間接視野です。視野の中心になくても認識できているものです。例えば、テレビを見ていてもテレビの周りに置いてあるものを認識できていますよね。
見る基準を基に子供達がどのようにプレー選択をしているかでミスの所在がわかりやすくなってきます。
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