249.コミュニケーションの第一歩は・・・

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こんにちは。


谷田部です。


Facebookの記事で興味深いものがありました。


慶應義塾高校の野球部監督が警鐘


「高校野球で体罰が消えない訳」


神奈川県の名門、慶應義塾高校野球部の森林貴彦氏は言います。



「様々な指導法に対する勉強不足、

 それ以外の方法で問題解決する意志を持とうとしない努力不足、

 指導者としての立場として足りないものが全て出てしまった」




しかし最近は、強い言葉を使うと


「言葉の暴力だ!パワハラだ!」


そんことを言われる時代にもなってきました。



指導者側も選手にビクビクしながら指導することにもなりかねませんね・・・



さて、
そもそも選手と指導者が主従関係という構図になってしまうことに問題があります。



もちろん完全に対等の関係になることは難しいと思います。

(立場がありますから・・・)



「監督の言ったことは絶対」的な考えにならないために
必要になってくるのが、信頼関係だと僕は考えます。



信頼を構築する方法は、コミュニケーションです。



コミュニケーションというとどんなことを想像しますか?



会話

投げかけ

質問

伝え方


言葉を用いてのやりとりは容易に想像できる思いますが、



コミュニケーションには、
言葉を用いずに行うものもあります。


それは「観察」です。



たとえば
最近、プレーがうまくいっていない選手に対して

「最近、よく頑張っているな!」

そんな声をかけた場合、選手はどう思うでしょうか?



「監督俺のことよく見てくれているな!」


とは思いません・・・




「俺悩んでるんだけどなぁ・・・」


「俺のことなんて全然分かってないんだなぁ・・・」


そんなこと思うはずです、、、



もし、
その選手のことをよく観察できていたとしたら


「最近、表情がすぐれないな・・・何かあったのか?」


「何かプレーで困っていることはないか?」


このようにかける言葉は変わってきます。



つまり
信頼関係を築くためには
まず選手をよく観察することが必要です。


観察が良くできれば、かける言葉は決まってきます。




体罰が減らない理由・・・



僕は選手一人一人をよく観察できない現状だと考えました。



あなたはどう思いますか?



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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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