132.自分が忘れない、周りにも忘れられない存在になれる

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こんにちは。


谷田部です。



アメリカ屈指の名門校スタンフォード大学でのある授業が行われました。



タイトルが
「記憶に焼き付くアイディア作り」



こんな流れだったそうです。


1、政府機関発行の犯罪パターンの統計資料を事前資料として渡す。



2、学生を小グループに分けてグループ内で自分の考えを1分間スピーチする。



3、グループ内のメンバーは1分間スピーチの説得力を採点する。



ここまでは普通と感じると思いますが、続きがあります。



4、10分間の休憩ということでお笑い番組を流す。



5、発表者のアイディアの中で覚えているものをたくさん紙に書きだす。






どうなったと思いますか?





学生たちは愕然としたらしいです。





たった10分前に聞いた話にもかかわらず
犯罪パターンの統計について思い出せた数は、


約2.5個


さらに約2.5個を思い出せた学生は
全体の5%でした。





しかし
思い出せたものがあります。




それは、


「物語(エピソード)」


でした。





自分のスピーチの中に
個人的な想いや人間味溢れるエピソードを
披露してくれたメンバーの話を
再現してくれた学生は
なんと63%もいたのです。





そうなんです。
人は漠然とした情報は忘れてしまい
物語やエピソードを覚えているのです。






物語やエピソードを聞くことで
あなたの感情は無意識のうちに
揺さぶられています。
感情が動くことは共感や反感などです。





あなたの心地いいと感じたもの

あなたが反発心を感じたもの

あなたの見解が自然と出てきたもの





というものは脳が覚えておこうとするのです。





その素敵な機能を使って
あなたが忘れないようにしたり
あなたの周りの人に忘れられない存在にもなれるんです!



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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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