539.対象をじっと眺める

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こんにちは。

谷田部です。

自信がない…とは!?

ある選手からLINEが届きました。

内容は、全部は載せられませんが…

「最近、自信がない…」とのこと、、、

次の日に練習があったので、練習終わりに話をしてみました。

選手にとって2人で話するってめちゃくちゃ緊張すると思ったので、

なかなか本音は出ないかなって思っていましたが…

たくさん話をしてくれました。

その子は、中1から担当している子だったので、

大体のプレースタイルややりたいポジションなどは把握しているつもりです。

話を聴いていくと…

自信がないという正体がだんだん見えてきました。

今の現状…

過去できていたこと

直近の試合でのできていなかったこと

本人の理想の状態

なってほしくない未来

様々な視点から話を進めていく中で出てきた結論が…

『自分ができるプレーができなくなっている』…ということでした。

以前できていたのに、徐々にできなくなってしまうことって僕も経験があります。

(あの頃は良かったのにな…)

(あの頃に戻れないかな…)

そんなことを僕自身も思い出しました。

一通り話を終えて、僕が伝えたことは…

「以前できていたことだからできる前提で、次の練習でまずできることはなんだろう?」

「たとえ試合に出場していなくても、〇〇の存在はチームに欠かせない存在。

 〇〇がベンチからチームのみんなに大きな声で勇気づけしていたことを見てるぞ!」

さて、あるがままを眺めるって大切です。

対象をじっと眺める。

感情を交えず、虚心に、平静に…

(以前の僕だったら…きっと自分の思い込みメガネをつけたまま選手を見ていました…)

考えが甘いんだよな…

いやいやそこじゃなくてさ…

視点がズレてるんじゃないかな…

きっとそんな自分の感情を交えながら話を聴いていたと…

(今ではそれは話を聴いているには該当しない行為)

そういう態度で話を聴くと…

責め心や助言しようという気持ちが出てきてしまいます。

すると…余計に相手の話は耳に入らず、自分の都合が良いように解釈してしまいます。

それでは話してくれた側は、何も解決に至りません。

だからこそ、

対象をじっと眺める。

感情を交えず、虚心に、平静に…

相手を信じていると、やがて真実が見えてくる!

全然一回話しただけじゃわからないけど…

話を聴いてほしかったのかな…

その子には本当に頑張ってもらいたい!

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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