513.フィードバック

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こんにちは。

谷田部です。

僕が鬼軍曹コーチだった頃…子供達のプレーに対して…

「なんでできないの?」(否定)

「それは良いプレーだと思う?」(誘導尋問)

「そこでシュート打った方がいいと思う?」(誘導尋問)

そんな言葉を発していました…

指導者としてのあり方を勉強して…

子供達の良いところを見ようと心がけると、

「いいね~」

「素晴らしいね~」

「ナイスチャレンジ~」

そんな言葉に変わっていました。

以前までの僕の変わりように選手や周りの指導者は困惑したことでしょう…

でも、もちろん褒めるって大切ですが…

なんでもかんでも褒めるっていうのは違うということが分かっていなかったのです。

明らかな0・100思考…

今までひどかったからこそ、思いきり針を逆に振っていたのです。

そうするとどうなるか…

今まで指摘していたところも無理して褒めることになるので、めちゃくちゃ疲れます、、、

そして、それがずっと続くと…苦しくて苦しくて…また怒鳴ってしまう…

(あ~あ、またやっちゃったな…)

(本当にオレ、ダメだな…)

と結局勉強しても、努力しても、変われないんだな…

そんな自分責めループに入っていくのです…

さて、フィードバックの意味を考えてみましょう!

フィードバックとは、

「目標達成に向けたアクションの軌道修正をしたり動機付けをしたりするために、

 口頭もしくは文章を用いて行われる教育や指摘、あるいは評価のこと」

簡単にいうと…

軌道修正や動機付けのための教育や指摘・評価

これをもっと簡単にすると…

長所と改善点を伝えること!

長所だけでもいけないし、改善点だけでもいけない。

両方を伝えるからこそ、相手は受け取りやすくなるのではないかな!?

我慢して長所を伝えるのは、教育にはなりません。

我慢して改善点を伝えないのは、教育にはなりません。

相手にもっと良くなってほしいからこそ…自分の思ったことは伝えた方がいい!

改善点を聞かないまま、それを知らないまま…

ずっと同じミスを繰り返すことと

多少嫌な思いをしても、同じミスが減ること

どちらが良いかな??(誘導尋問…笑)

もし、改善点を伝えることが苦しかったら…

それが10年続くとしたらどうか考えてみてください。

言いたいことは、相手のためにも自分のためにも伝えた方がいい!

フィードバックは自信を持って相手のために伝えましょう!

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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