508.外交と影響力

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こんにちは。

谷田部です。

日本人女性として初の国際連合事務次長を務めている中満泉さん

他国の大使を呼び出すことができる立場…
(めっちゃすごい立場なんだろうな…)

でも、彼女の素晴らしいあり方は、スポーツ指導者にも活かすことができます。

自ら面会を申し込んだ際、『相手方に出向く』ようにしているのです。

ある国の大使からは、
「事務次長なら呼び出すのが普通ですよ」と言われても…

「こちらからお願いしたのだから、出向いて当然です」という持論をお持ちです。

さらに、

「信頼され、人に好かれることは大切な資産」と言います。

信頼され、人に好かれるというのは、当たり前でとても身近に感じる言葉ですが…
外交ともなると世界各国の要職にある人物との交流が極めて重要な資産になるということが伺えます!

さて、あなたが何かを伝えるとき、どこで伝えていますか?

「ちょっと職員室にきなさい」

「ちょっと私のデスクに来てくれ」

「おい!〇〇、ちょっとこっち来て」

自分のところに相手を呼び出して伝えることって日常の中でたくさんあると思います。

たとえば、「ちょっと職員室にきなさい」

これを聞いただけで…(あ~怒られるのか~)って直感的に感じてしまいます。

そうじゃなくても…いい話じゃないだろうなって感じるのは、僕だけでしょうか笑

相手の領域に行くってそれだけで緊張するんです。

そこで自分の考えを言うとか…

自分のパフォーマンスを発揮するってなかなかしづらくなります。

もし、

お互いの考えやアイディアを引き出したかったら…

お互いの関係のより向上させたかったら…

より信頼関係を構築したかったら…

相手の方へ出向いていくってすごく大切だと思いませんか!?

相手のホームグランドに出向いていくことで、

相手は多少なりともいつもの感じを保つことができます。

緊張は減らせるかもしれません。

中満さんは、それが外交にどれだけ影響を与えるかを知っているからこその行動だと思います。

スポーツ指導者も子供たちとの外交だと思えば、取るべき行動は変化するはずです。

自分の思いを伝えるためにあなたができることはなんですか?

まず何から取り組みますか?

それをすることでどうなりそうですか?

あなたの影響力をより発揮できる行動を探してみましょう!

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一緒に違った視点から日常を見てみませんか??

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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