472.ロバと老夫婦の話

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こんにちは。

谷田部です。

先日、小学4年生の公式戦がありました。

緊急事態宣言下で延びに延びた試合が実現しました。

(そして、またの緊急事態宣言…)

僕たちのチームは4年生が4人…
8人制の試合には人数が足らないため3年生のサポートが必要。

今までもそんなことがあったのですが…
今回は特別で…

直前に7人いた4年生が4人になってしまい、
3年生といつも練習をしていたわけではない状況下で公式戦を迎えることに…

会場への移動の車中で、担当のコーチと試合について話しました。

「僕(担当コーチ)は、このシステムで、こういう戦略でいこうと思います!」

とその日の戦い方を伝えてくれました!

結果は、2試合あって2敗でしたが…
そのコーチが言っていたことを体現した選手たちがそこにはいました!

しかも、子供たち自身が自信をつけて!

負けたけど…可能性を感じさせてくれる素敵な時間でした!

さて、ロバと老夫婦のお話はご存知でしょうか?

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ロバを連れながら、夫婦二人が一緒に歩いていると、こう言われます。

「ロバがいるのに乗らないのか?」と。

また、ご主人がロバに乗って、奥様が歩いていると、こう言われるそうです。

「威張った旦那だ」

奥様がロバに乗って、ご主人が歩いていると、こう言われるそうです。

「あの旦那さんは奥さんに頭が上がらない」

夫婦揃ってロバに乗っていると、こう言われるそうです。

「ロバがかわいそうだ」

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これは何をやっても批判はある…ということを意味すると僕は思います!

サッカーの試合の采配には、確実な正解はありません。

(正解に近しい正解はあるかもですが)

勝ったやり方が正解であれば…今回は不正解になるかもしれないし

育成を考えたやり方が正解であれば…今回は正解だったかもしれないし

つまり、全員の同意は取れないからこそ…

決断して動くこと!

そして、さらに決断しながら進むこと!

が大切だと僕は感じたのです!

担当コーチはきっと、4年生数名がチームをやめてしまって公式戦までの間に数々の悩みがあったことでしょう…

それでも自身で「こうします!」と決断したからこそ、子供達はやることを明確にできたのです。

正解を求めすぎることは、誰にでもいい顔しようとすること。

でも、正解がないものに正解を求めようとするとすごく辛くなります!

だから、「こうする!」と決断する勇気を持つことが大切だと思います!

あなたは今日、どんなことに取り組みますか??

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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