466.大事なミーティングでの大失敗

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こんにちは。

谷田部です。

この時期になると思い出す…

中学年代の全国大会につながる大会

4年前の東京都U15(15歳以下という意味)クラブユース選手権。

その当時は、東京から7チームの出場枠が設けられ、
自チームは、あと2つ勝つと関東大会出場というところまで進出。

相手は、東京屈指の強豪チーム!

会場は、運にも恵まれホームグランドで実施!

試合前のミーティングに臨む僕…

練習でやってきた対策のおさらいや自分たちの力を発揮するために子供達に勇気づけするための時間。

そのミーティングで、僕はやってしまいました…

「緊張すると思うけど・・・

「相手は強いと思うけど・・・

「なかなかうまくいかない時間が続くかもしれないけど・・・

相手をリスペクトして出した言葉のつもりでしたが、
それは自分たちの首を絞める言葉になっていました。

それらの言い出しの後に続く言葉は、必ず否定形がくるのです。

「緊張すると思うけど…緊張しないようにプレーするんだぞ」

「相手は強いと思うけど…ビビらず戦うんだぞ」

「なかなかうまくいかない時間が続くかもしれないけど…最後まで諦めずに戦うんだぞ」

人間の脳は「〇〇しない」という否定語と「〇〇する」という肯定語を区別できません。

たとえば、

「緊張すると思うけど…緊張しないようにプレーするんだぞ」と言われたら…

緊張している自分をイメージして、

緊張しながらプレーしている自分をイメージして、

焦ってコーチに指摘を受けているところまでありありと描いてから、

それを「ダメ」と否定するのです。

つまり、
やらない方が良いことをありありとイメージさせてしまっていたのです…

それでは、良いパフォーマンスにはつながりません!

もし、適切な言葉にするならば…使う言葉を変えるのです。

「緊張すると思うけど…緊張しないようにプレーするんだぞ」を…

「このチームに今日チャレンジできるのはみんなだけだ!」とか

「この試合が終わった後に全員で勝利の雄叫びをあげよう!」とか

前向きなイメージを持たせることが大切!

それは普段の会話の中で培われるものです。

普段の会話の中でどのくらい否定語を使っているかを意識することから始まります。

あなたは、普段どのくらいご自身の会話に意識を向けていますか?

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一緒に違った視点から日常を見てみませんか??

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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