453.梅干しの思い出

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こんにちは。

谷田部です。

「今日は暑いから梅干し食べてから行きな!」

亡くなった祖母から言われた言葉を思い出しました。

当時、中学生の僕は朝練が7時からあったので、
それに参加するために、家族よりも早く朝食を食べ家を出ていました。

季節は夏に向かい始めていて…

朝でも蒸し暑さを感じ始める頃でした。

いつものように母親の準備してくれた朝食を食べていると、
祖母が起きてきて、

「おはよう!今日は暑くなるから…梅干し食べてから行きな!」と自家製の梅干しを差し出されました。

少し大きめのよく漬かっている梅干しなので、

見ているだけで酸っぱさが伝わり唾液がジワって出てくるのが分かりました。

それを口に入れると…

一瞬で目が覚めるくらい酸っぱくて…

全身が顔の中心にギュッて集まるくらいの感覚を思い出しました。

さて、食べ物も人間も全ての存在するものには、その歴史や文化が存在します。

それらを知ることは、それらの存在を深めることになります!

たとえば、

梅干しとは、平安時代から存在し…薬としてと使われていたのです。

平安時代の村上天皇は、梅干しで病を治したとも言われています。

その梅干しが申年に取れた梅だったことから、申年の梅は縁起物をされ、現代にも受け継がれています。

このように僕たちが当たり前に口にする食材にも、それぞれが歴史を持ち、文化があります。

それは人間も同じです。

「自分は何の価値もない…」

「自分には何の取り柄もない…」

とかいう方もいらっしゃいますが、、、

決してそんなことありません!

あなたがいてくれるだけで、価値を感じている人はいます。

まだ出会っていないだけかもしれません。

明日会うかもしれません。

何の価値もない人が、、、

何の取り柄もない人が、、、

自分なんてと・・・いうってことは、本当は自分はどうしたいってことなの!?

きっと誰かの役に立ったり、

助けたり、サポートしたり、したいはずなんですよ!

そんな優しい存在なんですよ!

これからの時代、優しい人は本当に有利になります!

優しさってどこまでいっても嬉しいものだから!

相手にとっての最高のプレゼントだから!

あなたがあなたらしくいることは、それだけで価値なんです!

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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