
サッカー指導の中で
曖昧な言葉っていっぱいある
と思ったんです。
たとえば
「集中しよう!」
「意識して!」
「がんばれ!」
とかですね。
こういった言葉が悪いとはいっていません。
もちろん必要な時もあります。
使う場面によっては効果をもたらすけれども
間違えて使うと
言われた方は、
頭の上に「?」が浮かんでいる。
空返事だけしている。
何をしていいのか分からない。
ということが起こると思います。
そして、
あなたの思った通りの結果を得られず、
イライラしてしまったり、
もう一度同じような言葉を使ってしまう、
ということはないでしょうか?
さて、
今回は伝えている言葉を
塊(チャンク)として捉えるということです。
「集中しよう!」
「意識して!」
「がんばれ!」
それらは、塊(チャンク)が
とても大きいものと言えます。
塊(チャンク)が大きいと
抽象度が高くイメージがしづらいものとされます。
(選択肢がたくさんあるとも言えます)
では、その塊(チャンク)を
小さくしていく作業が必要です。
それを実現していくのに
必要なしつもんがあります。
それは
「具体的には?」です。
「集中しよう!」ということを
具体的には何すること?
サッカーの場面で使う言葉なら
「今は相手に攻め込まれているから失点しないように集中しよう!」
それは具体的には?
「ゴールにもっとも近い相手選手をマークしよう!」
それは具体的には?
「相手選手を触れるくらいの場所に立とう!」
それは具体的には?
「相手選手が触れて相手とゴールの間に立って相手のプレーを邪魔して!」
まあ、そうは言っても
試合中にこのようなことをやっていたら
プレーは終わってしまうので、
言葉に対するイメージ共有が必要ですね!
普段の練習や関わりの中で
「ある言葉」
に対するイメージを
チームで共有しておくことが
大切だと思います。
ここでの共有は
行動に落とし込める
という状態です。
そういった作業がないまま
抽象度の高い言葉を使うと
何をどうしていいかが
分かりません。
もう一度
あなたが普段
使っている言葉は、
あなたのクライアントさんにとって
イメージや行動が
起こしやすい言葉なのか!?
検証してみるのもいいと思います。
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