11.自己承認に必要なことは?

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クラッキ 労い

自己承認とは自分の存在価値を自分の基準で考えることができます。自分を認めるかは自分次第になり満たされると心から満足できます。

では、自己承認を高めるには何が必要でしょうか?

労いと褒めるです!

では、この違いはなんでしょうか?褒めるというのは何かができた!達成できた!時に褒めますよね!これができないと褒めることはできないですよね。これでは褒める回数が少ないので自己承認は高まりません。圧倒的に褒めるタイミングが少ないのです。自信がない人ほど褒める回数が少ないと言えます。

褒める回数が少ないと自分はもっとやらないといけない、自分はダメだなと自分責めをしてしまいます。特に日本人は思考が内向的に向きやすいので自分責めしてしまいます。自分責めは欲求を満たすことと逆行した行為です。これでは自信をつけることには繋がりません。

ここで褒めるポイントを増やすために登場するのが「労い」です。達成する前の行動や意欲、気づきを褒めることを労いと言います。

例えばリフティングの練習をしている子が目標を100回と設定したとします。その日の練習は30回で終わってしまいました。30回という結果だけを見てしまうと褒められませんね。でも、100回するために練習しようと気づきましたね!100回やろうという意欲もありましたね!そして実際に練習しましたね!このように気づき、意欲、行動があって結果が出てきます。そこを労う事で例え結果が出なくてもまた次もやってみようになりませんか?

もし褒めることが苦手であればその子の見えない部分の気づき、意欲、行動を労ってあげてください!

投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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