7.生存欲求

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クラッキ 生存欲求

5段階の欲求の一番下にあたる生存欲求についてお話しします。

「生きていきたい・命を続けたい」という欲求です。生きる目的は生存欲求を満たすこと、生き続けることが目的です。

生命を続けていくこととは、自分に関わることご飯を食べる、呼吸をする、トイレに行くなどにプラスして子孫を残したいということがセットで考えられます。

写真のように人間の祖先が生きていた時代を想像してもらえると分かりますが、生命を続けていくことというのはとても厳しい状況だったのです。しかし、現代に自分たちがこうして生きていられるのは人間の祖先が突然変異で進化していったからです。進化とは欲求を満たすことだったのです。

例えばAという人種が崖の近くを歩いていて足を滑らせ崖から落ちて死んでしまった。Bという人種はそれを見ていました。Cという人種はそれを見ていませんでした。ある日同じ崖を目の前にした時に生き残る確率が高いのはどちらでしょうか?「崖は危ない!」と分かっているBの方がこの崖には近づかない方がいいというに命の危険を感じ生存欲求が働きます。そうやってたくさんの危険な状況から命を繋いできた人種がいたから今の自分があるんです。

そして、進化の過程でどのように命を続けていくか?という時に安心や安全を求めるようになり安全欲求が生まれていくのです。

安全欲求はまた今度お話しします。

投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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