543.話させると良いことが起こる!

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こんにちは。

谷田部です。

昨日、中2のサッカーの練習試合がありました。

相手は、FC東京の下部組織のチーム!

普段ではなかなかできない相手…

相手のホームグランドで行われる練習試合!

多少なりとも選手たちは、緊張した表情。

30分を3本(3本目は雷の影響で20分弱できたが…)

1本目を終えてある選手に聞いてみました。

「1本目の自分のプレーに点数をつけるなら100点満点で何点?」

選手「65点です!」

「おぉ!いいね~もうちょっと教えて~」

選手「ボールロストした後の守備や相手ゴール前での積極的な仕掛けがあればもっと点数は上がると思います」

「おぉ!いいね~できるよ!」

ほんの2~3分のやり取り

でも、このやり取りの中で…

選手の言葉として表面化したことの他に分かったこともありました。

それは、

1本目に通用したことと次に自分がやるアクションが明確になっていること。

ある程度自分のプレーが通用するという自信。

勝負に対する厳しい目つき…

僕はそんなところを感じ取りました!

さて、相手に話(アウトプット)をさせると良いことがたくさんあるんです。

僕は質問をすることで選手に働きかけをし、選手は話すことで思っていることを言語化してくれました。

でも、その言葉以外にその選手が『発信』しているものがあります。

その選手の場合であれば…

言葉の強さや言い切り方が「自信」を覗かせ

目つきは「この試合の厳しさ」を表現している。

これは、選手に話させるから分かることです!

さらに話させることで自分が言ってることを自分が自覚することでより効果を増します。

これをスループットといいます。

特にこの選手は、自分が通用するプレーに関しては2本目も積極的に出せていました。

話をさせることで良いことがたくさん起こる!

言葉以外の本人も気づいていないところに気づける!

言葉にしたことで自分の言葉を自分が認識することで行動にコミットできる!

指導者が一方的に話をするだけだと選手自身は得られる効果が少ないのです。

話(アウトプット)をさせることが、自己認識(スループット)につながる!

指導中にあなたが話す時間と子供たちが話す時間は何対何ですか~??

良い悪いではなく…現状を把握してみましょう)

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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