334.語尾によって伝わる印象

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こんにちは。


谷田部です。



先月から発令された、2度目の緊急事態宣言。



また、関西地区の
大阪などでは緊急事態宣言が解除されましたね。



そんな中、
菅総理の会見内で気になったことがありました。





スピーチの内容を抜粋しています。



・改めてコロナ対策の強化を図っていきたいと思います。



・不要不急の外出などは控えていただきたいと思います。



・国民の皆様と共に、この危機を乗り越えていきたいと思います。



・皆さんに安心と希望をお届けしたいと思います。



・その年が新たな成長に向かう転機となった変革の年であった、こう言われる年にしたいと思います。




この抜粋した内容の中で、
何か気になったことはありますか!?



「話し方にテンポがない・・・」



「表情が無さすぎて、話が入ってこない・・・」



「この人本当にやりたいのか分からない・・・」




これは僕の妻の見解です。
(いや~手厳しい・・・)




僕は、「・・・思います。」が多いということです。




たとえば、



「宿題は今からやろうと思ってたんだよ・・・」



「宿題を今からやります・・・」




どちらにどんな印象を持ちますか?



「宿題は、今からやろうと思ってたんだよ・・・」には、

実行の意志はあまり感じません。。。

何か他人事のようにも感じます。

言い訳のようにも聞こえます。




「宿題は、今からやります・・・」には、

実行する意志を感じます。

忘れていたことに気づいた感じがします。

忘れていたことを挽回しようとする感じがします。




さて、
「・・・思います。」という言い方は、
無意識でも使ってしまう言い方です。



でも、それを一国のリーダーが使っていたら、
あなたは信頼や意志の強さを感じますか?



・・・思います。には、


「やってみるけど、できなかったら許してね・・・」


そんな意味合いが入っています。




一見、丁寧さや謙虚さなどを感じるかもしれませんが、
自信の無さや責任は他にあるという解釈をされてもおかしくありません。



もし、先程の抜粋を、、、


・改めてコロナ対策の強化を図っていきます!


・不要不急の外出などは控えてください!


・国民の皆様と共に、この危機を乗り越えます!


・皆さんに安心と希望をお届けします!


・その年が新たな成長に向かう転機となった変革の年であった、こう言われる年にします!


このように語尾を変えるだけでも、言いたいことや伝わり方は変わります。




スポーツ現場での伝え方



日常、お子様に対しての伝え方



職場での伝え方



ちょっと語尾を変えるだけで伝わり方やあなたの意志を伝えやすくなります。



普段使い慣れた言葉にちょっとだけ目を向けてみませんか?





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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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