276.“聞く”と“聴く”

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こんにちは。


谷田部です。


先日、中学1年生の公式戦がありました。


試合前のミーティングは、とても大切な時間です。



指導者として選手達に


落ち着いた状態で話を聞いてもらえる時間だし、


選手達と会話しながら意見交換できる最後の場だからです。



ミーティングで実際に行っていることは、



ざっくり言うと、、、



子供達と挨拶して顔色のチェックをし、


今日の相手の簡単な特徴を話し、


先発メンバーを伝え、


試合のプランなどを伝える。



こんな流れでミーティングをしています。




その日は、
ミーティングが終わった後、ある選手が・・・



「コーチ、あの場面なんですが、
 ああで、こうで、こっちの方がいいんじゃないでしょうか!?」



と選手目線の話をしてくれました!



なかなか日本の選手は、
指導者と選手は主従関係になってしまい、
選手は指導者のYESマンになっていることが多いのです。



大人の社会でも多いと思います。
(僕自身も上司に何か言われたら・・・
 きっと「はい」と言っていると思います)



そんな状況を打破して言ってきてくれた選手に


僕はすごく嬉しい気持ちになり、


「じゃ、そうしてみよう!」


と彼の意見を採用して任せることにしました!



試合は、負けてしまったのですが、、、
(負けは僕自身の責任なので、これから改善します)


これからもっとそんな選手が増えて
試合を選手達自身でマネジメントできるような
主体的な選手になってほしいと思っています。



さて、
そういった選手達と関係を気づくためには、信頼関係が必要です。



信頼関係を築くために必要なことが



選手の話を『聴く』ことだと思います。



「聞く」ではなく、



『聴く』の方です!



この違いが分かりますか!?




「聞く」は、耳に情報が入ってくるという意味の聞くです。




では、
『聴く』は、全身で五感をフルに使うという意味の聴くです。




普段の何気ない会話の中でも


子供達から


「この人話を聴いてくれているなぁ」


そんな風に思ってもらえないと、、、



本音を伝えたい!


心の底から、この人に話したい!


この人の意見を聞きたい!


・・・とは思いません。



信頼とは、


聴く力の積み重ねが生み出すんです!





あなたは普段、「聞く」と『聴く』
どちらを使っていますか!?




明日は、そんな『聴く』ための方法を
お伝えしますね!



あなたにとって素敵な今日をお過ごしくださいませ!





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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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