493.次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている

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こんにちは。

谷田部です。

東京五輪のメダルラッシュに注目が集まっていますが、

期待されながらも予選敗退…

メダル獲得ができなかった…

そんな選手のインタビューにこそ素晴らしい価値を感じています。

ウエイトリフティング女子49キロ級 三宅宏実選手

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「『少し自分の気持ちの弱さが出ちゃったな』というのがあったんですけど、

 でも『最後まで自分なりに一生懸命ベストを尽くせた』と思うので、

 この大会で無事に舞台に立てたということに、

 本当にうれしい気持ちでいっぱいです」

「今のところは『ちょっとゆっくりしたいな』と思っているんですけど、

 『次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている』

 と思っているので、『次の道へ走りたいな』と思います」

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5度のオリンピック出場で銀メダル・銅メダルを獲得。

決してメジャー競技でないウエイトリフティング界を牽引する存在。

これは僕の憶測ですが、20年間も競技を続けてこられたのは、

彼女の言葉の中にある素晴らしい姿勢があったからこそだと思いました。

『次のことは何かしら終わった瞬間からスタートしている』

きっと競技を続けていく中で、うまくいったことや成功、失敗、挫折、様々な経験をしてきたと思います。

うまくいったあと、さらに改善に取り組んだり、

失敗のあと、気持ちを切り替えたり、

挫折を味わったあと、その経験の意味を考えたり、

すべての経験を何かのスタートとして捉える素敵な捉え方だと感じました。

そんな素敵な考え方ができるからこそ、

20年も競技を継続し!

メジャーではない競技を牽引できたのではないかと思います。

オリンピックで結果が出せなくて悔し涙を流したアスリートはたくさんいました。

でも、決してその結果だけじゃなく、その4年間を(今回は5年間ですが)どう過ごしてきたのか!?

その部分の方がきっと多くの人に影響を与える生き方をされてきたんじゃないかと思うのです。

僕はアスリートの皆さんの生き方や考え方をこれからも追っていきたいと思います!

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投稿者: 谷田部 貴寛

私は、科学的コミュニケーションの専門家。スポーツコミュニケーションコーチです。 スポーツに関わる全ての人が、感情を揺さぶり主体的に行動・プレーをする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わう環境を提供します。 コミュニケーションというと、一番に連想されるのが『言葉』です。 人は言葉を使ってさまざまな情報を交換して生きています。それは、日々のあいさつから、感謝を伝える言葉、何かを訊ねるときのしつもん、さまざまな言葉を用いています。 でも、言葉は、『言霊』とも言われています。 言霊には、こんな意味があります。 〜その言葉が魂を持ち、その言葉がきっかけで、現実に何かしらの影響を与えること〜 あなたが普段何気なく使っている言葉が、意識を変え、意識が行動を変え、結果となって返ってくるのです。 それをスポーツ指導者を通して、子供達にお伝えしていくことが僕のミッションです!

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