こんにちは。
谷田部です。
突然ですが、質問です。
あなたはこれらの言葉の意味が分かりますか??
3分くらいで考えてみてください。
それでは始めてください!
「役不足」
「檄を飛ばす」
「潮時」
「姑息」
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
では、答え合わせをしてみましょう!
「役不足」・・・「能力が足らない」という意味ではありません。
本来は、「役」が「不足」している、つまり「能力に対して役目が軽すぎる」ことを意味します。
「檄を飛ばす」・・・コーチの檄が飛ぶなどと使われますが、「元気のない人に頑張れと励ます」という意味ではありません。
本来は、「自分の主張や考えを広く人々に知らしめて同意を求めること」を意味します。
「潮時」・・・「もう潮時だ」などと物事が終わる間際のマイナスの意味ではありません。
本来は「一番いいタイミング」を指す言葉です。
「姑息」・・・「あの人は姑息だ」など、「卑怯だ」という意味ではありません。
本来は「その場しのぎの対応をすること」を意味します。
どうですか?
全問正解したあなたには・・・全力で拍手をお送りします!
(バカにしてんのか!?と言われそうですが・・・)
普段何気なく使っている言葉ですが、、、
一見ちゃんと理解して使えていると思っていますが、、、
意味が逆だったり、理解できていないことってたくさんあるんです。
さて、スポーツ指導者が選手とコミュニケーションをとるのに最も使うのが言葉です!
ここで質問です。
あなたの言葉はどのくらい選手に伝わっていますか?
10が最大だとしたら、どのくらいにスケーリングできますか?
もし、
スケーリングできたら、その要因はなんだろうと考えてみてください。
さまざまな要因が挙げられると思います。
同じ言葉を使っているのに、なぜ伝わり方に差が出るのでしょうか!?
伝え方?
熱量?
テクニック?
さまざまな要因が挙げられそうですが・・・
1つはっきりしていることは、『解釈の違い』です。
人には、それぞれの解釈があります。
人は、言葉を聴くと頭の中でイメージします。
その言葉のイメージを作っているのが、過去の記憶です。
過去の記憶を基にその言葉の解釈ができています。
なので、人それぞれに言葉の解釈が違った状態で、認識されているのです。
指導者と選手でもうすでに解釈の違いが起こってしまっているのです。
たとえば、
サッカーの試合で「コートを大きく広く使え!」という指示が出たときに・・・
監督の大きく広くの解釈と選手の大きく広くの解釈が一致しているでしょうか?
この一致感がないと監督のイメージと選手のプレーのイメージがズレてしまい、
コート上では監督のイメージしたことが現象としては起きません。
その言葉で100%合っていると思っていても・・・
もしかすると、解釈が違っている場合があります。
これって技術や戦術のレベルではないですね・・・
単純なコミュニケーションミスによるものです!
あなたは、指導者としてさまざまな勉強をされています!
そんな中で、なかなか自分のイメージを伝えることができていない・・・と感じているのであれば、
言葉の解釈を一致させていくことにも目を向けてみたらどうでしょうか?
せっかく子供達のため、選手のために勉強していることが、
少ししか伝わっていなかったらもったいないです!
戦術や技術も大切ですが、
あなたの使っている言葉に意識を向けてみることで、
改善できるものもあるはずです。
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