育成年代サッカー指導において子供たちの感情を揺さぶりサッカーを主体的に行動・プレーする土台を作り、プレーする楽しさを存分に味わえるような環境を提供するサッカーコーチ谷田部です!
皆さんからはヤタさんと呼ばれています!
今回は「成長」についてです。
サッカーを始めた子たちはみるみるうちに上手くなります!あるとき練習しても上手くいかない時期が必ずきます。
そんな時は練習量が足りないからだと思えば練習します。イメージが足りないからだと思えばサッカーの試合を見てイメージを膨らませます。自主練もします。朝練もします。
でも、上手くいかない時ないですか?
保護者の皆さんもそんなお子様に「ちゃんと練習してるの?」「コーチの話聞いてるの?」「真剣にやってるの?」そんな風に言ってしまっていることはないですか?
これはお子さんも保護者の方も成長について誤ったイメージがあります。成長の曲線を上記の図の黒線が右ななめ上に伸びているイメージで考えているからです。練習したら上手くなるって思い込んでいると、またその思い込みが強すぎると上手くいかなくなったときに挫折してしまいます。
成長はずっと右肩上がりではないのです!
では上記の図の赤線かと言うとそうでもないのです!
これです!
水色の線のように成長曲線は進んでいくのです!一回上がると一定期間横ばいになるんですね!そこが上手くいかない時期なんです。図で言うと赤丸のところです。これをプラトーと言います。この期間は成長感を感じづらくなります。もっと言うと後退感さえも感じます。
ドラクエやったことありますか?レベル上げに苦労しませんでしたか?
でも頑張れちゃんうんですよね!?なぜなら街の教会で牧師に話しかけると「あなたはあと◯◯の経験値でレベルが上がります!」って教えてくれるから!レベルが上がってくると次のレベルに上がるまでもたくさんの経験値を得ないといけません。だからはぐれメタルとキングメタルを倒してと・・・脱線しました笑
何が言いたいかと言うと現実では、あとどのくらい経験値をためればレベルが上がるのかは分からないんです。プラトーの間にやめてしまってはもったいないのです!もしかすると明日レベルが上がるかもしれないですよ!
だからこそ成長曲線とプラトーの存在を理解しておくとストレスは減らせますよ。選手であればレベルアップを信じて今できることに取り組んでいくことができます。保護者の方は声かけが変わってくるはずです。レベルアップは先にあるのなら「今何ができるかな?」「レベルが上がったらどんなことができているかな?」「3年後この状況を思い返したときにどんな気持ちになるかな?」など視点を変えてしつもんするとより子供達の”わくわく”を引き出し行動しやすくなります!